正月の風景
新年あけましておめでとうございます。
本年も住ist(すまいすと)後藤と、このブログを
どうぞよろしくお願いいたします。
さて正月といえばお雑煮ですね。
私の実家は正月三が日の朝食は雑煮です。
我が家のは醤油ベースの澄まし汁に
鶏肉、ホウレンソウ、ナルトなどが入ってます。
そして餅は四角い切り餅です。
今年は昨年実家の物置を新築のため片づけをしたら
昔、人寄せにつかっていたと思われる古い蓋つきのお椀が多数発掘されました。
詳しくはこちら
http://roomstyling.i-ra.jp/e154621.html
なのでそれによそってみました。
ちょっとゴージャスで正月気分が盛り上がりました。
さて、私の実家ではこの雑煮のほかにもう一種の雑煮があります。
こちらは神様・仏様にお供えするものなので人間は食べません。
サトイモとダイコンと餅を煮たもので、雑煮というよりも
煮ものといった方がしっくりする感じです。
これを平たい木の器に入れてやはり三が日間毎朝お添えするのですが、
実家には神様が大勢いらっしゃいますので大変です。
茶の間にある伊勢神宮の御札を祭るメーンの神棚(写真↑)のほか、
ダイニングキッチンに「おいべっさん」と「こうじんさん(火の神様)」が
庭に「地の神様(お稲荷さん)」と「水神さん」がいらっしゃいます。
水神さんだけは神棚も祠もなく井戸水のくみ上げポンプ機にお供えするだけです。
神様が合計5人(人でいいのでしょうか5神というべきか)
そして仏壇にも供えるので、合計6箇所。
メーンの神棚には2つお供えするので全部で7つ作ります。
この「神様専用雑煮」は我が家だけの風習なのか
このあたりの古くからの家で同じようにやっているかは???です。
少なくともこれだけ神様をいっぱいお祭りしている家が他にあることを
私は今まで聞いたことありません。
インテリアコーディネーターとして新築のお手伝いをさせていたただいた
お宅では神棚が何もない家も増えてますし、あっても一箇所が普通。
やはりうちと同じような元農家でキッチンに「おいべっさん」と「こうじんさん」の
お祭りする場所を設けたケースが一回だけあります。
「うちでも神様に煮もの風の雑煮やっている」
「我が家も神様がたくさんいるよ~」
という方いたらぜひコメントにて教えてくださいね。
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