幸せのおすそわけ 金目鯛の塩釜焼き

ふーみん

2007年03月12日 20:32

地鎮祭でお施主さんからお供えものの金目鯛をいただきました。



40センチ弱の大きさのまるまる一匹。



自分ではけして買えない代物です。



金目鯛といえば煮付けですが、こんな立派な魚を切り身にして煮付けにするのはもったいないし、うまく切り身にする腕もない…。



そんな時ひらめきました。



ちょっと前に佐藤浩市出演のビールCMで出てたアレです。



けっこう簡単にできて美味しいと噂で聞いたこともあり



金目鯛の塩釜焼にチャレンジしてみました。





ネットで調べた材料と鯛を持参して実家で調理開始!!



(一人では食べきれないので)





①鱗と内臓を取った魚のお腹の中に香草類を詰め込む。



今回はハーブ(ローズマリーとディル)、ニンニクの薄切り、レモンの皮を入れました。





②粗塩500グラムに卵白2個を入れたものを魚に塗りたくる。





③焼く。



参考にしたレシピはみな○○度のオーブンで○○分となってましたが、うちの実家にはそんなものないので、魚焼きグリルを代用。大きいので尾は切断してしまいましたが、なんとか入りました。鉄板でなく網に載せるのでアルミホイルを敷き、上にも焦げすぎないよう被せました。



写真は40分ほど焼いて撮り出したところ。コンロのグリルは魚焼き以外にも活用できるとキッチンメーカーは言っていましたが、こんな活用もできて納得です。





④盛りつけ。



いい感じに焦げ目がついてます。塩もカチカチに固まってます。魚についていた葉っぱ(ハラン)を敷いて盛りつけるとオシャレな感じ。





⑤塩を割って取り外して、食べる。



塩を割るとプーンと香草のいい香りが漂います。 塩釜で密閉されるからしっとりジューシー。焼くのとは全然違うおいしさです。ほのかな塩味がついているので、そのままでもいけますが、レモンを搾って食べてもgood!ただし、塩をちゃんとよけて身を取らないとしょっぱいです。



この料理が一品あるだけで一気に豪勢な食卓へ大変身しちゃいます。他のおかずは普段通りでパッとしないものばかりでしたが…。噂に聞いた通り、簡単にでき見栄えがよく美味しいメニューでした。



地鎮祭の夜には最適ですね。地鎮祭では「鍬入れ」などの儀式をしますが、その夜の食卓で木槌で塩釜を割る儀式をうやうやしくやるのも一興です。これから地鎮祭を迎えるお施主さんにぜひお勧めしたいです。あっ、そうすると、もうもらえなくなっちゃう…。














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