2007年03月15日 23:18
今日は会社での日常の仕事について書いてみようと思います。 私は富士市の望月建設㈱の住宅事業部「家づくりスタイストライフヴュー」で、住宅の新築やリフォーム、庭づくりなどを受け持ってます。現在は新築3件、リフォーム1件をやっています。
ちなみに住宅事業部のメンバーは私と部長の2人だけ。社員数37人の規模の会社なのですが、ゼネコンなので公共事業(現在旧富士文化センター跡地の富士交流プラザを当社で施工)をはじめ工場や病院、道路など大規模工事に係わる人の方が圧倒的に多いのです。
当然2人だけで仕事はできませんから他部署の社員をはじめ、社外の設計士さんや職人さんたちとチームを組んでやっています。このチームの中で私達が果たす役割は全体のまとめ役であり、そしてお客様に対してはずっと変わらない担当者です。
職種的には私はインテリアコーディネーター、部長は一級建築士です。その職種にかかわる専門的な仕事もしますが(私の場合床・壁材屋カーテンのコーディネート)、そんなことは全体の中のほんの一部。必要な時に必要な人や材料を手配する段取、仕事に係わる人たちの調整が主な仕事です。
当社の新築住宅では部長以外の社外の設計士も含め計6人の中から好みの人を選んで設計を依頼できるオーダーズシステムを採用。設計士も職人もやはりそれぞれの得意分野がありますから、これはこの人が適任と考えて、設計者を推薦したり、職人さんの手配をします。
施主さんが納得の上で設計士を選んでいるので基本的に目指す家づくりの方向性は合っているのですが、細かい部分でちょっとした考えが違うことはあります。そうした時に間に入って調整します。施主さんも設計者には直に言いづらくても私達なら言いやすいみたいです。時々施主さんの一家の中の意見の調整や親子喧嘩や夫婦喧嘩の仲裁もしたりすることもあります。
また、できがったプランの意図をの職人さんに伝えるのも重要な役割ですから、現場にも出掛けていきます。現場の進行が遅れぎみの時には手伝います。といっても私は掃除ぐらいしかできませんが…。
インテリアコーディネーターというと、デザイン的なコーディネートをする仕事だと思われがちですが、私の現状で言うとデザインよりも人的なコーディネートが重要な任務になっています。