2007年03月20日 00:33
先週土曜日に行った女性フォーラムではプロデューサーで㈱クリエイティブ・シニア社長の残間里江子さんが団塊世代論の熱弁を振るっていらっしゃいました。
今、日本各地の自治体で図書館の増床計画が進み、沖縄では単身用滞在型マンションが建設ラッシュなんだそうですが、どちらもその主役は団塊世代の男性。
団塊世代の男性は知的に見られることが好きだから、図書館は退職後の男性たちの暇つぶしの格好の場所なんだそう。
そして沖縄のワンルームマンションは、夫が単身で来て生活の基盤を築いたのちに妻を呼び寄せる移住パターンが多いのだとか。
残間さん曰く「65歳以上の夫たちは妻を無理やり自分の人生に巻き込んできたが、団塊世代の男達はそこが違う」。
聞いて思わず膝を撃ちました。
私、65歳の父と59歳(まさに団塊世代)の母との間に生まれた団塊ジュニア。退職後ほとんど外出せず家にいて何でも母がいないと始まらない父に、それを困リ果てている母。性格や男女の意識の違いも大きいでしょうが、両親の間のジェネレーションギャップ(?)はよく知ってますから、残間さんの話はとても面白かったです。
団塊世代の退職が今年からスタート。これまでとは違うシニアの新しいライフスタイルが作られるでしょう。退職すれば当然家で過ごす時間も増えますから、住まいの形態もこれまでとは大きくかわってくるはず。
お子さんが巣立ったご夫婦の住まいのリフォームや建て替えの仕事も最近特に増えてきています。
自分の親やそしてお客様と接する中でいろいろと考えさえられる今日この頃。今週は団塊世代の住まいや夫婦寝室についてテーマに書いてみようと思います。