夫婦そろって部屋づくり

ふーみん

2008年12月10日 23:08

ブログ仲間の三日月さん&オチコさんご夫妻からインテリア家庭教師の
依頼を受けていたので、昨日リビングの模様替えのアドバイスに行ってきました。
写真はカーテンについてのアドバイスをしたら、
さっそく二人で協力して試しに付け替えているところです。
夫婦そろってやる気になっているので
話がまとまるのが早くて実にスムーズに仕事が進みました。

もちろんこのご夫婦の場合だって
二人まったく意見が同じという訳ではありません。
私を通してお互いに面と向かっては話しにくいことを
ここぞとばかり言っているなーという場面もありましたよ(笑)。
(それはそれで聞いていて面白かったですが…)
でも何よりも今回私がアドバイスしやすかったのは
二人とも部屋を片付けようという気持ちでは一致していたからです。

奥さんはやる気になっても
旦那さんがその気になっていなくて(その逆も)
片付けが進まないこと多いですからね。
こういう場合コーディネーターは苦労します。

「家族は散らかすばかり、自分がいつもひとり片付けている」
そんな声もよく聞きます。
もちろん非協力的な家族はよくないのですが、
協力が得られやすい環境づくりをしていない場合もあります。
例えば、主婦が一人で置き場所を決めていて、
それを家族に周知していなければ
「お母さんあれはどこ?」といちいち呼ばれてしまいます。
自分で探せなかったものを元の場所に戻すことはできないですから、
きっとそれは出しぱなしのままでしょう。

みんなが使うものは誰もが分かる場所に
誰もが取り出しやすい方法でしまっておくべきです。
そのためには主婦一人で置き場所や収納方法を決めるより
みんなで相談したほうがいいですよね。

でも、一番の問題は他の家族をどうしてその気にさせるのか?
片付けやインテリアなどの住環境に関心を持たせるか?
これができなくてみんな苦労しているのですよね。
「家具の配置を変えても夫はそのことにすら気づいていない」
なんて声もありますから。

私は世の中の夫たちの住環境への関心の低さは
家の中で過ごす時間の少なさや生活実感のなさが
影響していると思います。とにかく仕事で忙しすぎるのでしょう。

今はとっても協力的な三日月さんだって、ガーデンファームの仕事が忙しい時は
家具を動かしたいというオチコさんのお願いになかなか耳を傾けてくれなかったとか。
冬場の農閑期になって時間のゆとりができたので家に関心が向いてきたようです。



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