モノのない不自由or自由 その1

ふーみん

2009年12月07日 14:29

昨日、一昨日と私の住まい兼事務所の見学会を開きました。
新築完成見学会というのはよくありますが、
賃貸アパートに引っ越して部屋づくりが完成したなんて他に例がないと思います。
しかも、最新の高級マンションならともなく
築20年近いアパートで広さは5・5畳の部屋とキッチンのみという、
普通なら人様にお見せするのは、ちょっとはばかるような環境です。

でもだからこそ開く意味があるかと
狭い場所でも持物を厳選して
暮らし方の工夫をすれば
それでも快適に暮らせていることをお伝えしたかったのです。

私は元々はモノ持ちで、モノが増えるたびに広い部屋を求めていまいた。
ズボラで片づけも苦手なので当然部屋がひどい状態になり
それをどうにかしようとこの10年間試行錯誤を続けてた中で
広い場所を求めたり、収納テクニックの工夫するだけでは問題は
根本解決しないと気付きました。
それから少しずつ割り切って手放せるものを増やしていき
ようやくここまで来たのです。

なくて不自由も当然ありますが、ないからこその自由もあります。

スペースの自由(自分の活動スペースがちゃんととれる、高い家賃払わなくてもよい)
時間の自由(探し物や片づけ掃除などにかかる時間が減る)
精神的自由(イライラの原因が減った)←これが一番効果あり

見学会では来場してくださった方が何か感じたり、
具体的なアイデアなどが参考にしていただけたようですが、
私も皆様の反応も私にはとても参考になりました。

「服がこれだけしかないの信じられない!」
「全体的にモノが少ないけどそれに比べると本多くない?」
「狭いのだからソファーやめてカーペット敷いて床に座ればもっと広く使えるのに・・・」

モノの持ち方は暮らし方を反映しますが
暮らし方はその人の好みや価値観を反映するもの
いろんな考え方があり、人それぞれだなーと改めて実感しました。




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