2007年04月08日 12:01
講座ではグループ演習がメインでした。依頼者にどのようにアドバイスするかグループで話し合って発表します。写真は発表準備で模造紙にまとめている風景。
最初の演習課題は冷蔵庫の整理収納でした。各グループから冷蔵庫にメモを張るとか、空になった牛乳パックルを利用してワサビやカラシを立てて入れるなどの具体的テクニックが多く出されましたが、講師から「その程度のことは雑誌に出ていてみんな知ってます」と鋭い突っ込みが…。
確かにうすると良いと分かっていても実行できなくて悩んでいる人が多いのですよね。その人たちにどういうアドバイスをしたらその気にできるか、気持ちを持続させられるかを考えてくださいと講座中言われ続けました。
ちなみに気持ちを変えるには具体的に(できれば数値化して)メリットが出せると効果があるそうです。賞味期限が切れたりして食べずにムダにした食材が一ヶ月いくらあるか年間いくらあるか、もしくは整理することよって調理の時間がどれぐらい短縮できるかなど。
何のために整理収納するのかを考えるお手伝いをすることが整理収納アドバイザーの最も重要な仕事とのこと。そもそも整理収納は手段なのに、なんだか収納そのものが目的化してませんか?いかにたくさん入るかばかり重視されている風潮があるような…。