2007年12月22日 17:47
フィンランドに限らずスウェーデンとデンマークでも、あちこち色とりどりのキャンドルが売られていましたし、ホテルやレストランだけでなく、街のいたるところで昼夜問わずキャンドルに火が灯されていました。
私もキャンドルは好きでよく買い集めていますが、もったいなくてなかなか火を灯せません。北欧の人たちが実用的に楽しんでいる姿が印象的でした。
日照時間が短い北欧の冬に部屋を明るくするキャンドルはなくてはならないもの。電気が普及しても炎の揺らめきや、電気とは違う柔らかい光の雰囲気を楽しんできたのでしょう。
北欧のインテリアが素敵なのは厳しく長い冬をいかに快適に楽しめるか追求してきたからと言われています。確かにキャンドルに限らず、照明器具や天窓の使い方はとても工夫されていました。
「100万人のキャンドルナイト」というキャンペーンが今晩行われるとラジオで聞きました。夏至と冬至の夜に電気を消しキャンドルを灯し、自然の恵みに感謝しつつエコライフを考えるのだそうです。
私は日の入りが早いこの時期が一年で最も嫌いですが、キャンドルを灯してゆったり夜を過ごすなんてこの時期だからこその楽しみ方。フィンランドで買ってきたittala(イッタラ)のキャンドルホルダーに火を灯してカボチャの煮物でも食べようかと思ってます。