今日は私は来月2月11日に京都で行う講座のチラシづくりをしたのですが
今までにあるデザインとは少し違うチラシにしようと試行錯誤してました。
チラシづくりと部屋づくり共通するものが多くあります。
チラシは見た目のデザインの工夫も大事なのですが、
実は最も重要なことは限られたスペースの中でそこにどんな情報を盛り込むかです。
主催者からするとあれもこれも伝えたいことばかりですが、
情報山盛りチラシは見る側からすれば必要な情報がすぐみつからない
一体この講座の特徴や売りは何なのかよくかわからないものになって逆効果なんです。
部屋づくりも同じで配置や飾り方の工夫以前の問題として
本当にその部屋に置くべきものは何か
この部屋ではどんな過ごし方をしたいのか考えることが何より重要なんです。
そこをどんな部屋にしたい、何を置くか、何を飾るか決めたら
それをどう置くと使いやすく見た目もいいか配置や演出方法を考えていきます。
チラシも掲載する情報を厳選しキャッチコピーなどが決まったら
次にタイトルや写真や文字の配置を見やすく工夫していきます。
チラシデザインは頭で考えているだけでは分からないので、いろいろ試しに作って印刷して
並べて比較してみてまた修正するという作業を何度も続けていきます。
模様替えを何度も繰り返しながら自分でこれだという部屋を作っていくのと同じ感じです。
写真ではよくわからないかもしれないですが上にあるのが前からのチラシ。
下の3枚が今回作ってみたもので、少しづつデザインが違うのです
今までのチラシは講座を受けるとどんな悩みが解決できるかを文章で説明していたので
今回はそれをイラストで説明するように変更し、その分講座写真は小さくしました。
3つ見比べてみて今はこれがいいかなと思っていますがしばらく寝かせてから冷静になって見返したり、
他の人にも意見を求めて、最終決定していきます。
余談ですが
法人本部が作るルームスタイリストの認定講座のチラシやHPでは部屋の写真をイメージ写真として一切使っていません。
部屋の写真はBefore Afterなど何かの説明で必要があるときにしか使いません。
世の中によくあるインテリアや住環境に関連する講座などには、部屋のイメージ写真が入っているのをよく見かけます。
でもルームスタイリスト認定講座では十人十色の部屋づくりを勧めているるので
その写真が私たちが「こういう部屋がいい部屋ですよ」と案に言っているように受け取られたたくない。
言葉だけでなくビジュアルからも十人十色の部屋づくりの思いを伝えていきたいとの私のこだわりです。