目先のお得に惑わされない その2 ラップ編

ふーみん

2009年03月22日 19:45



キッチンもいろんなものが多くて収納に困る場所ですよね。

ところでみなさんはラップをいくつ使っていますか?(ストックは別です、現在使用中のもの)。

先日仲間の整理収納アドバイザーから興味深い話を聞きました。

彼女の友人のうちに遊びに行った時、友人が大小二つのラップを使っていたそうです。

モノが多くてキッチンをうまく収納できなくて困ると彼女の友人は常々言っていたそうなので、

「ラップ2つも使うのやめて一つにすれば、置くスペースも一つで済まない?」と提案したそうです。

そうしたらその友人は
「小さいお皿をラップする時に大きいラップだと余る部分が多くてもったいない。
だから大小2種類使っている」と答えたそうです。

仲間のアドバイザーは小さいラップの方が規格外で売値も高いし、

ラップ置き場のスペースや維持管理の手間の方がもったいなくないのかしらと思ったそうですが、

あたり前のように答える姿にそれ以上何も言えなかったとのことでした。

何をもったいないかと思うかはひとそれぞれですが、
私も空間や手間の方がもったいないように感じます。
というかそのそも私にはラップを使い分けるという発想がありませんでした。
家事の仕方やライフスタイルは本当に十人十色です。
家づくりや整理収納のアドバイスをする時はそれを考慮しないといけませんから難しい。
自分のやり方を全て変える必要はないですが、
みなさん収納テクニックに関しでは雑誌やテレビで紹介されていること
知人のやっていることなど必死に参考にしようとするのですから、
暮らし方そのものももっと他の人のやり方を参考にしてもいいのでは?
この方もせっかくの気付きのチャンスを逃してしまったともいえます。

たかがラップ一本。
だけど、こういう小さいことが積み重なって家の中のモノは確実に増えていきます。


家にあわせて暮らす必要はけしてありませんが、
全てを家などのハードで解決しようとすると非常に多くのスペースとお金が必要。
収納や片付けの問題はハードだけでなくソフト(自分の暮らし方)両面からの解決が必要です。


仲間の友人がもしかしたら環境問題について考え余分なラップは使わないようにしている配慮なのかもしれませんが、
それならラップそのものを使わないようにタッパーに移すとか、今は蓋がついたお皿も売ってますからそれを使う手もあるはずです。
それに本当の意味でエコを考えるならそもそも残りおかずを出さないようにするとか…。

私もおかずはなるべくたくさん作らないように心がけているほか、
残ったものはいつまでも冷蔵庫に入れておかず食べてお腹の中に収納するようにしています。
この時同じものを食べ続けるのはつまらないのでアレンジして別のおかずに作り直します。
これを私はおかずのリフォームと呼んでいます。
おかずのリフォームはもう一つの趣味のブログ「アレンジごはん」でも時々紹介しています。



 
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