再び着物に目覚めた?!

10月25日~28日まで、家族旅行と仕事を兼ねて京都に滞在。
その間2日ほど着物で散策をしました。
以前の京都旅行でもレンタル着付けのサービスを利用して着物散策を楽しんだことがありましたが、
今回は違います。自前を持参で自力で着ました。
京町家の床の間の前で
再び着物に目覚めた?!
平等院鳳凰堂での
(余談ですが、今回投稿縦写真がどうやっても横にしか表示されない・・なんで?)
再び着物に目覚めた?!
再び着物に目覚めた?!

実は幼児期の私にとって着物は馴染みのあるものでした。
一緒に住んでいた祖母が和裁ができる人でよく着物を作ってくれたので、
お祭りやお正月以外にも着物で過ごしていたことがよくあります。
写真は2~3歳ぐらいの時に庭で遊んでいるところをショットされたもの
ちなみに、眼鏡が祖母の老眼鏡をふさげてかけてます。
再び着物に目覚めた?!
再び着物に目覚めた?!
それが小学生になると夏祭りの時の浴衣しか着なくなり、以来すっかりご無沙汰してました。

そんな私が着物に再び興味を持ったのは前回のNHKの朝ドラ「花子とアン」がきっかけ。
ドラマで女優さんたちの来ている着物がステキだったことです。
仕事柄色に興味のある私は着物と半襟とか帯揚げなどの色柄合わせによって
雰囲気がガラリと変わる面白さにすっかり魅了されてしまったのです。

9月に友人と伊勢神宮に旅行した時もいつきのみや歴史体験館でこんな体験もしました。
日本古来の伝統色や十二単の重ねの色目にも興味あります。
再び着物に目覚めた?!

その伊勢旅行の際にたまたま訪ねた、伊勢下宮近くの古い問屋街の街並みにある伊勢川崎商人館
開かれていたイベントに着物の古着の店がありました。
友達も今ちょうど着物に興味持ち始めたところだったこともあり
「11月末に一緒に参加するイベントを着物で行こう」と、盛り上がって着物と帯購入してきました。

そして帰宅後、その戦利品を母に見せたら、
「そんな着物ならお婆ちゃんの着物が一杯あるよ、もう捨てようと思っていた」と言うではありませんか。
そして箪笥の中を確認すると、和裁ができておしゃれが大好きだった祖母の着物が山ほど残っていたのでした

それなら着物をもっと日常的に活用しなければもったいない。
11月末を待たなくても10月末に京都に行くではないか
京都こそ着物散策が似合う街から、そこで自前の着物で散策することを目標に
ひそかに着付けの練習を始めたのでした。

しかし、なんとか着物は着られるようになったものの、お太鼓帯が結べないのです。
一度はあきらめかけたのですが、そんな時に一冊の本の出会いがありました。
再び着物に目覚めた?!
身の回りにあるストールとか簡単にで作りできるファブリック帯で
3分でしめられて苦しくない、お洒落な帯結びが紹介されていたのです。
これだとひもも帯揚げもなくてもいいから、旅の荷物が少なくて済みます。

その本で紹介されていた着物と帯の着こなしが今風で、真似てみたくなり
IKEAで購入した布でファブリック帯を作ってみました。
作ってみましたといっても、実際に大半を縫ったのは母です。
洋裁の仕事をしていた母が私がミシンと格闘していると、見ていられないようで手伝ってくれるのがいつものパターンなんです。
でもまっすぐ縫うだけだから、時間をかければ私でもできたと思います。
再び着物に目覚めた?!
私は不器用だけど手作り大好きで、今までもクッションカバーやカーテンを手作りしています。
それでインテリアファブリックの用の布はたくさん持っています。
インテリアファブリックの布は結構着物に会うのです。
特に私の好きな北欧デザインって和のインテリアに合うので着物にも合わせやすいですね。

デザイン的には合わせやすいけど、もちろん、本物の帯ではないけど
ここまでくるともうハッキリ遊びで着物を気軽に楽しんでいることがPRできるのも私にとっては好都合でした。

着なれていないだけでなく、着物の季節やTPOによる決まりごとみたいものの存在が
難しそうとか間違ったらどうしようと着物を着ることを躊躇させていました。

京都では日常的に着物を着ている人も多いからそういう着物の伝統のある街で、
着物に詳しくなく着なれていない者が着物散策することはよく考えたら敷居が高いことでした。

でも、着物の部屋づくり(部屋の模様替え)に例えて考えてみたのです。
私はインテリアはこうしなければならないという思いを捨てて気軽に楽しんでほしいと思って、
一般社団法人十人十色の部屋づくり推進会を立ち上げたのですし、
ルームスタイリスト講座では、自分がステキ・心地よいと思う心にしたがって
自由に部屋づくりを楽しんでと呼びかけているのです。
だったら、着物も同じように楽しもうと思ったのです。

インテリアにも基本の型があり、本式と呼ばれるものにはそれなりの理にかなった理由があること
そうした基本や歴史を知ることで楽しみ方がさらに深まることも十分知ってます。
だから、着物について同じように知識や正統な型を学ぶことを大切だと思っていますし
機会があれば学びたいとも思っています。
でもいつまでも一歩が踏み出せないより、まずやってみることが大事と思い今回チャレンジしました。

案の定途中で着崩れてきたり、一緒に散策した仕事仲間から「今歩き方がスゴイがに股になっているよ、足が痛いんでしょう」
と、言われてしまったり・・・と、いろいろありましたが何事も体験です。

今回お見苦しい姿を見せてしまった皆様には申し訳なかったですが、
今度着物姿で会うときまでにバッチリ着こなしできるようにがんばりますのでお許しください。














2014年11月01日 Posted byふーみん at 14:52 │Comments(0)日記

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