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お客様のお宅が完成!
外壁や床、壁材などの内装材、キッチンやお風呂、照明器具などを決めるときのアドバイスをさせていただいています。
今日は三島市西旭ヶ丘に家を建てられたお客様のお宅が完成したので、最終確認にいってきました。





(ブログでの写真公開はお客様と第一建設㈱の双方の許可を頂いています)
今回お施主様は家作りに熱心で、ご自分たちでの欲しいイメージがハッキリしていたので
私もとても仕事を進めやすく、楽しくお仕事させていただきました。
清水町にある結婚式場ハートフィールドの雰囲気がお好きということで
そのイメージで家づくりを一緒に進めてきました。
今日は最終確認検査が終了してから完成見学会の予定だったのですが
このかわいらしいお家、建設中から地元の関心を集めていたようで
検査が終わらぬうちからご近所の方たちが見学にみえられて大賑わいでした。

見学会は明日24日、明後日25日も開かれています。
明日明後日の見学は事前予約が必要です。
見学時間は①10:00~②12:00~③14:00~④16:00~
見学予約や問合せは第一建設沼津支店055-923-3030へ
詳しい場所などの情報は第一建設㈱沼津支店のサイトをご覧ください
私は第一建設㈱でコーディネートの仕事だけでなく
整理収納セミナーもやらせていただいております。
1月は以下の支店で開催予定です。
1月9日(月・祝)沼津支店 10:00~12:00
「片づけやすく見た感じのいい部屋作り講座」
1月14日(土)藤枝支店14:00~16;00
「収納で失敗しない家作り講座」
どちらも参加費は無料で、託児もあります。
お申込、お問合せ各支店まで。
沼津支店055-923-3030
藤枝支店054-645-5900
余談
今回のお客様のお宅はイーラブロガーのおだしの香りのみちよさんの
お店「おだし香紡」さんのすぐご近所。
帰りによって、お正月の雑煮用に焼あご(あごはトビウオ)の煮干と
お年賀用の鯛の煮干(これで鯛めしが作れる)を買いました。
見学会にいかれたブロガーさんはおだし香紡さんにも寄られたらいいですよ。
首相官邸御用達のお店で普通のスーパーでは見られない商品もあります。

みちよさんには建設中現場に配線確認に行き駐車場が職人さんの車などで一杯で
置き場がなかった時に困って泣きついたところ、
お店で借りている近くの駐車場に快くとめさせてくださり、
「空いているときはいつでも使っていいから」と言ってくださいました。
本当に感謝しています。
私は最近、ブログ村も忘年会もご無沙汰してしまっていますが
このようにイーラブログでできつながりで助けられること多いです。
2011年12月23日 Posted by ふーみん at 21:42 │Comments(0) │コーディネート事例
M-net市民大学三島校インテリアリフォーム その1
設計図を暮らしに即して翻訳
昨日設計士さんと施主さんの調整役をしていると書きましたが、もう一つプランニングの上で私がやっていることがあります。一言で言えば通訳です。
施主さんの希望が設計士さんにうまく汲んでもらえてない時は気持ちを代弁しますし、反対に設計士さんのプランニング意図を代弁することも。設計士さんや職人さん達はつい専門用語が出てきますので、施主さんにわかりやすくかみ砕いて説明し直したりします。
仕事にかかわる多くのスタッフの中で経験4年目の私は若輩者。だからこそ施主さんに近い立場だと思って、施主さんと他のスタッフの通訳役を務めています。
言葉で通訳するだけでなく、プレゼンボード(左写真)も作ります。設計図だけではできあがりのイメージもできないので、パース(3Dイラスト)やスケッチを描いたり、参考写真などをつけて施主さんに見てもらいます。
ある施主さんの奥様が工事の途中で収納をもっと増やしたいと言ってこられました。プラニングする際には事前にお客様の家財持ち物をリストアップしていただき、家具などのサイズを測り、写真をとって量を把握しています。私達からみるとこのお宅も収納スペースはもう充分に確保されていました。しかし、よくよくお話を伺ってみると、作った収納スペースにどれだけの物が納まるのかボリューム感がつかめず、どんどん形になっている家を前にして不安が再発したようでした。
設計士さんの描いた図面の中には平面図や展開図でどこにどんな収納があるか示してあるのですが、それをみてスケールやボリューム感を把握するのは素人さんには難しいこと。どうしたら奥様に分かっていただけるか悩んだ末、各収納スペースに物を入れた状態のイラストを描いていきました(右写真)。 この押入にはふとんが何組入る、クローゼットに洋服が何着かけられるかコメントを入れ、更に通販カタログから参考になりそうな収納お助けグッズの写真を切り取って貼り、こうした商品を使えば押入の下も有効に使えるとか、靴が2倍入りますなどのアドバイスも書き加えました。奥様は「これだけ入るなら大丈夫。この絵を見ていると新居での生活をイメージできて楽しい」と喜んで下さりました。
この出来事以来なるべくお客様との打合せではスケッチを描いて伝えるようにしています。絵は下手くそで、人は針金人間しか描けません。CDAソフトを使ってしっかりした絵を描こうと画策したこともあるのですが、パソコンが苦手なため操作をマスターするのも容易ではなく、結局手書きばかり。そんな私のイラスト図面も「味があっていい」と言ってくださるファン(?)も出てきて、最近これでいこうと決めました。
そして色鉛筆を握りしめ、今日もせっせと設計図をお客様の暮らしに即したイラスト図面に翻訳しております。
2007年03月16日 Posted by ふーみん at 14:11 │Comments(0) │コーディネート事例
インテリアより人をコーディネート
今日は会社での日常の仕事について書いてみようと思います。 私は富士市の望月建設㈱の住宅事業部「家づくりスタイストライフヴュー」で、住宅の新築やリフォーム、庭づくりなどを受け持ってます。現在は新築3件、リフォーム1件をやっています。
ちなみに住宅事業部のメンバーは私と部長の2人だけ。社員数37人の規模の会社なのですが、ゼネコンなので公共事業(現在旧富士文化センター跡地の富士交流プラザを当社で施工)をはじめ工場や病院、道路など大規模工事に係わる人の方が圧倒的に多いのです。
当然2人だけで仕事はできませんから他部署の社員をはじめ、社外の設計士さんや職人さんたちとチームを組んでやっています。このチームの中で私達が果たす役割は全体のまとめ役であり、そしてお客様に対してはずっと変わらない担当者です。
職種的には私はインテリアコーディネーター、部長は一級建築士です。その職種にかかわる専門的な仕事もしますが(私の場合床・壁材屋カーテンのコーディネート)、そんなことは全体の中のほんの一部。必要な時に必要な人や材料を手配する段取、仕事に係わる人たちの調整が主な仕事です。
当社の新築住宅では部長以外の社外の設計士も含め計6人の中から好みの人を選んで設計を依頼できるオーダーズシステムを採用。設計士も職人もやはりそれぞれの得意分野がありますから、これはこの人が適任と考えて、設計者を推薦したり、職人さんの手配をします。
施主さんが納得の上で設計士を選んでいるので基本的に目指す家づくりの方向性は合っているのですが、細かい部分でちょっとした考えが違うことはあります。そうした時に間に入って調整します。施主さんも設計者には直に言いづらくても私達なら言いやすいみたいです。時々施主さんの一家の中の意見の調整や親子喧嘩や夫婦喧嘩の仲裁もしたりすることもあります。
また、できがったプランの意図をの職人さんに伝えるのも重要な役割ですから、現場にも出掛けていきます。現場の進行が遅れぎみの時には手伝います。といっても私は掃除ぐらいしかできませんが…。
インテリアコーディネーターというと、デザイン的なコーディネートをする仕事だと思われがちですが、私の現状で言うとデザインよりも人的なコーディネートが重要な任務になっています。