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京からかみをマイルームのアクセントに

家を建てることがあれば唐長の京唐紙で襖か
アクセントウール※を作るのが夢です。
(※部屋の一面だけ色柄のついた壁紙で貼る手法)

しかし、今は賃貸ぐらしですし経済的にも豪勢に唐紙を購入できないので
お土産に買ったのは唐紙のはがきと、現代風にアレンジされたペーパーです。
でもそれを額に入れて飾ってみました。


はがき5枚をA4サイズの額の中に並べて、真ん中に唐長の説明紙をいれました。


ペーパーは四角い水色の箱の中に9色の紙が入っています。
柄は南蛮七宝という古典柄なんです(唐長で買った本にも代表的な古典柄として載っています)
これを模様を重ね合わせながら色のグラデーションにして貼っていきました。


洋風の部屋(一応私のイメージは北欧のイメージ)に
和のテイストの京唐紙ですが、それなりにまとまりました。
もともと北欧インテリアと日本のインテリアは愛称いいこともあるのですが
床や他の家具などと同じ色目の木のフレームに入れたのも
異なるテイストのモノをうまく調和させるポイントです。
ちなみにこの額100円ショップのセリアで購入したものなんです。

実は以前から私の部屋のこの壁には同じフレームを使って唐紙をかざっていました。

前かざっていたのは江戸からかみです。
昨年夏に東京に仕事ででかけたついでに
江戸唐紙の老舗松屋で買ってきたもの。
その時の記事はこちら

松屋さんも私からすれば歴史ある老舗ですが
唐長さんのスタッフと話していたら
「あちらさんは最近はじめられたとこでしょ」みたいなことを
サラリとおっしゃるので、ビックリしました。
余談ですが京都では戦前というのは太平洋戦争の前ではなくて応仁の乱の前のことをさすという話を本で読みました。
嘘か本当かわからないけど・・・

でも確かに京のほうが歴史が比べ物にならないほど長い。
江戸が発達したのは江戸幕府が開かれてからですからね。
そして長い歴史の中で洗練されてきたからか
柄もとても洗練されているような気がするのは贔屓目かな・・・

どっちにしても私は「唐紙」好きです。
和の素材が好きだからというのもあるけど
版木で和紙に刷っているから絵で描いたものとは違って
あまり強く主張しないからいろんなものとあわせやすい。
だけど、塗料に雲母という光る素材のものを使っていることが多く
光の当たり方や見る角度でキラッと光ったり模様が浮かびあがる、
その奥ゆかしい、京言葉でいえば「はんなり」したところに
たまらなくメロメロになってしまう私です。

  


2010年01月31日 Posted by ふーみん at 16:18Comments(0)

京からかみ「唐長」 三条サロン

今回の京都の旅でぜひとも訪ねたかったのが
京唐紙の老舗「唐長(からちょう)」さんでした。
唐紙というのはふすまなどに使われる紙で
和紙に版木によるさまざまな文様が刷られているもので
京都御所や桂離宮にもここの唐紙が使われています。
唐長の創業は江戸時代で、現在は京都に唯一残った京からかみの店。
火事で貴重な版木を失ったり、ビニールクロスなどの化学系素材の
台頭で多くの店が廃業していき、現存する一軒になってしまったのです。


私は家を建てられることがあれば、
この唐長の唐紙をどこかに使うのが夢です。

最近はふすまだけでなく、壁紙のように張ったり、
パネルやランプシェードにしたりと
いろんなインテリアアイテムとして唐紙を活用するの
がちょっとしたブームにもなっています。

そのいい実例を見れるショールームが
京の町中の烏丸三条の近くにある
唐長三条サロン

←三条サロンの外観。




なかはこんな世界が広がっています。
ちょっと暗めなので写真が分かりづらくてすみません。




またまた性懲りもなく着物で登場して失礼しました


サロンは唐紙利用のショールームでもあるため
ふつうなら紙モノを使わないような場所にもつかっています。
キッチン前面の壁、水が飛んできてもいいように特殊な樹脂で挟み込んでいるそうです。


天井壁だけでなく、洗面台にも使ってます。
と言っても紙では洗面台は作れないので、これも唐紙を挟み込んでいます。

↑洗面台のアップ

シダをイメージした文様・信夫(しのぶ)
唐長十一代当主の奥様の好きな模様。
ここのサロンはこの奥様のプロディースで
ご自分の好きなアンティークと唐紙をコラボした
コーディネートになってます。





和紙など紙類が好きなこともあるのですが、この文様そのものに興味がありました。
中国や大陸から伝わった古典文様がもとになっているそうですが、
長い間の歴史の中でいいデザインが残されてきたからでしょう、
古さを感じさせない(いやそれよりモダン)な柄が多いのです。

このランプシェードに描かれた模様。
花柄のようにも見えるし、ルイビトンの模様の
ようにも見えますが、
「南蛮七宝」という古典的な柄なんですって。

私はこの柄のペーパーを唐長の別のショップで
お土産に買って一筆箋や
自宅セミナーの時の菓子置きに愛用しています。
その記事はこちら
http://roomstyling.i-ra.jp/e177579.html




これが版木です。



この三条サロンではこの二冊の本を買い求めたほか、
毎月季節の唐紙の小片がついたお便りを送ってもらう会員に登録してきました。

本は今読んでいる最中ですが、長い歴史と伝統を守りながらも
このサロンのような革新的な取り組みもしている現代当主の話に
いろいろ考えさせられることばかりです。  


2010年01月29日 Posted by ふーみん at 15:59Comments(0)旅行

整理収納アドバイザー2級講座のご案内

★日 時 2月9日(火)10:00~16:30

★場 所 静岡リビングカルチャー(JR静岡駅から徒歩5分)
        静岡市葵区三幸町5-9 静岡フコク生命ビル8F

★受講料と認定証発行料  21,000円(税込み)
        ※このほかテキスト代1500円が別途必要です。

★申込先 静岡リビングカルチャーTEL054-255-1231



整理収納のノウハウや片付けのコツが学べて
ハウスキーピング協会認定の2級アドバイザーの資格が
一日の講習で学べる人気講座が
来月9日静岡リビングカルチャーで開かれます。

講師はもちろんわたくし、住ist後藤です。
片付け嫌いズボラ整理収納アドバイザーである後藤の
10年間の試行錯誤の体験談も交えておつたえします。

一方的な講義形式でなくグループでの話し合いや
実習も盛り込んだ実践的な内容です。
特にグループでの話し合いが毎回盛り上がります。
同じ悩みを持つ仲間だから初対面でも
みんなすぐ打ち溶け合うのですよ。
中には講座のあとでも連絡取り合っている
人たちもいるようです。




          <<<<<こんな方にお勧めの講座です>>>>>

家を片づけたいけど何から手をつけていいかわからない人

モノが多くて困っている(でもなかなか捨てられない)人

片付けが好きだからさらに極めてこれから仕事にしたい人
(2級の上の資格1級になると仕事にすることが認められています)

現在、関係する職種にかかわっている人
(最近では設計士や工務店、ハウスメーカーの営業の人などの受講が多いです)


次回の整理収納アドバイザー2級講座は
3月21日(春分の日)に
M-net市民大学富士校(富士市蓼原)で
開催予定です。日程が確定したらお知らせいたします。


同講座は静岡リビングとM-net市民大学富士校の二箇所で
定期的に開催しておりますが、
3人以上のグループならばご希望の日に希望の場所
(依頼者のご自宅、私の自宅オフィスなど)で
開催することも可能です。

また、企業の社内研修として行うケースも
最近出てきています。

同講座について関心のある方は
どうぞお気軽にお問合せご相談ください。
メール
TEL090-2772-9017

  


2010年01月28日 Posted by ふーみん at 15:17Comments(3)セミナー開催スケジュール

服をサクサク減らせるチェックシート 公開

先日の市民生活講座で紹介し、その後お問合せが多かった
手放す服を選ぶマトリクスのチェックシート
データーをアップしましたので下のアドレスから取り出して使ってください。
↓   ↓   ↓   ↓   ↓
http://roomstyling.jp/excel/fuku.xls
エクセルで作ったデーターです
各項目の内容や点数は自分で使いやすいように変えてください。



講座を聞いてない人のために使い方を説明すると
マトリクスの横軸にその服をきた回数、縦軸に着なかった理由をあげ
それぞれ点数化してあります。縦横交わったところの合計点がその服の持ち点。
合計点が低い服は自分にとって価値が低い服となります。

手持ちの服であまりきていないモノをこのマトリクスでチェックし
付箋かなにかで点数を服につけておいて
点数の低いものから減らしたい数だけ取り除いていきます。
上の写真だと床にマスキングテープで線が敷いてありますがその下側が落選した服です。
これらは状態により捨てるか、誰かにあげるか、リサイクルショップなどに持っていきます。

どれぐらい減らすかはあなたの自由ですが
収納スペースに8割の容積で入る量が取り出しやすくしまいやすい限界です。
この表を使ってクローゼットの整理収納をアドバイスした
寺田倉庫㈱の情報サイト「まあちゃんと」をよろしければ参考にしてみてください。
http://www.ma-chanto.net/pc/page_mct_school_room/119/14925/


このマトリクスの考え方を応用すれば服だけでなく
食器、本、いろんなものに使えます。
ちなみに食器のマトリクスも作ってあります。
↓  ↓  ↓   ↓  ↓
http://roomstyling.jp/excel/syokki.xls
これを使って食器棚の整理収納をアドバイスした寺田倉庫㈱の情報サイト「まあちゃんと」も
良かったら見てみてください。
http://www.ma-chanto.net/pc/page_mct_school_room/113/14739/  


2010年01月27日 Posted by ふーみん at 21:50Comments(0)

京の正月飾り


今回京都に行って改めて気がついたことがあります。
一月七日すぎても正月飾りを飾っていること。
私の住んでいる静岡県富士市では七日すぎたら取り外しています。

1月9日に京都に到着。
最初街中を歩いていたときは店舗が多かったので
「店なら正月気分の残っている間は飾っておくのかな」と
気にもとめなかったのですが、
住宅地を歩いてもほとんどの家がつけたままでした。


初日の午後その後訪れた重森三玲庭園美術館でその謎がとけました。

昭和を代表する作庭家・重森三玲の旧宅を親族の方が予約制で公開している
こじんまりとした美術館で、訪ねた時間帯は私ともう一組しか来客者がおらず
親族の方といろんな話をゆっくりとできたので思い切って質問。
すると京都では15日までお飾りをつけておくとのこと。

うちの地域ではお飾りはどんどん焼きで焼くのですが
京都ではどんどん焼きもないそうです。
「京都市近郊の田舎の方ではするらしいですよ」と言われ
どんどん焼きは田舎の行事なのかと妙に合点がいったのでした。
(街中では燃やすところもないですよね)
京都の人はお飾りを節分の時に神社に持っていって焼いてもらうそうです。

その重森三玲の旧邸宅内にこんな飾りがつけられていました。

ドライフラワー状態になったアジサイです。

宮中で花で玉をつくり薬球として厄除けに使ったのにちなんだ行事だそう。
そういえば源氏物語を漫画にした「あさきゆめみし」でそんな行事が
描かれていましたっけ。
毎年初夏にアジサイの花を生のまま飾り一年経ったら交換するそうです。
でもこれは京都でもどの家庭でもやられている行事ではなく
この三玲邸はもともとは吉田神社の神官の住いだったものを
譲り受けたことからこの行事も一緒に受け継いでいるとのことでした。

アジサイの薬玉を見聞きしたのも初めてでしたが、
京都では1月15日まで正月の門飾りを飾っていることも初めて知りました。
大学時代4年間京都に住んでいました。
確かに正月は帰省していたけど7日すぎには下宿に戻ってきていたのだから
その時本当は目にしていたはずなんですよね。

あのころは遊びや勉強(?)に忙しく
京の歳時記なんて気にもしなかったですし、
なによりも学校と友達(ほとんど地方出身者)とのネットワークで
生活が完結していて、地域の人との交流もほとんどありませんでしたから。
今回初めてそうやって京の歴史と伝統を守っている地元の人と
ゆっくり話す機会が持てたような気がします。  


2010年01月26日 Posted by ふーみん at 18:26Comments(4)

犯人逮捕!忘れえぬ京都の思い出に

実は私、先日の京都旅行で自分の不注意から
財布盗まれてしまっていたのですが、
京都府警の懸命の捜査により見事犯人が逮捕されたのです。
その犯人を起訴するのに必要な調書を完成させるために
本日京都から刑事さんが富士市までいらしてくださったので
新富士駅北口の交番に面会に行ってきました。

事件があったのは1月10日のセミナー当日。
会場に向かう途中で足りない資料をコピーするために寄ったコンビニで、
財布をコピーの料金機の上にうっかり置き忘れたまま飲み物を買いに行ってしまい、
すぐ気がついて戻ったのだけどもうありませんでした・・・  続きを読む


2010年01月25日 Posted by ふーみん at 20:49Comments(0)旅行

京都洛中 建物探訪記


今回宿泊した宿の周辺は京都の中心部で
長い歴史を持つ老舗や旅館などが多くあり、
ビルの間にまだ京都らしい建物が多く残っているところです。
学生時代にその近辺はよく通っていたのですが、
当時は建物にも、京の老舗の○○にも興味もなくただ通りすぎていました。
そして卒業してから観光に行き、
老舗の○○を食べたい、買いたいと店を訪ねてみれば
「エッここだったんだ」とよく前を通っていた店と知ってビックリすることも・・・
老舗といっても大きな看板もショーウインドーもないところも多く
何屋さんか分からない店も多いのです。
この写真の右側に映っているのは
そばボーロで有名な老舗蕎麦屋「河道屋」の晦日庵です。
ここのそばも卒業してから食べに来ました。

前回京都を訪ねたのは6年半前で
当時はまだ建築関係の仕事をしていなかったので、
今回は歩いていて目に入ってくる風景がとても刺激的。
夜充電しておいたカメラの電池が半日でなくなってしまうほど
写真を撮りまくりました。



分譲マンションのエントランスも周辺の景観にあわせてます




一度泊ってみたい憧れの旅館 俵屋さんも外観をしっかり撮影。
ホテル王ヒルトンに「俵屋にホテルの原型を見た」と言わしめた宿
その究極のおもてなしも体験してみたいのですが、
近代和風建築の巨匠・吉村順三氏設計の建物
京の美意識を凝縮した部屋のしつらえが
インテリアに携わるものとして興味津々なのです。




俵屋外塀の拡大アップ写真
手の込んだ仕事をしています。
建築の仕事するようになって
こういう細かいところが妙に気になってしまいます。
そして写真を撮ったりするだけでなく、
つい触ったり(←職業病)してしまう癖が出てきました。
裏口から出入りする俵屋さんの従業員の方に
かなり怪しい目で見られていた私です。










そして俵屋さんの向かい側には同じく京の三宿と呼ばれる老舗旅館柊屋さんがあります。

柊屋さんの屋根がちょっと変わった形している(赤で囲った部分)ので
どんな風に作っているのだろうといろんな角度から撮影してみたり





柊屋の従業員寮のレトロなポストに心引かれたり・・・
こんな風に撮影しているから
電池すぐなくなってしまうのですね。












このようにThis is JAPAN的な建物も多いのですが
文明開化後に建てられたレンガ造りの建物もこのあたりは数多く残っています。
中京郵便局です↓


京都府京都文化博物館別館(旧日本銀行京都支店)↓ 
東京駅とどこか似ていると思ったあなたは鋭いです
同じ人が設計しました。辰野金吾という日本で初めてお雇い外国人から建築教育受けた人です。
インテリアコーディネーター試験の問題集でよく名前をお見かけしたエライ人です。


日本生命保険京都三条ビル↓


今まで紹介したような文化財的建物以外にもこのあたりを歩いていると
伝統的な町家建築とレトロなレンガ造りの建物のコラボが見られます

本来ならミスマッチなものでも京都の長い歴史の中でうまく熟成されて
ノスタルジックないい味出していますね。


そして私がしばらくご無沙汰していた間に
京都はまた一段と面白く進化しています。
最近の和ブームや町家ブームで古い建物を改装したレストランや雑貨店も増えたし、
今風の感覚のおしゃれな和小物を販売するみやげ物屋も増えました。

今風の感覚でてぬぐい販売している店


中でも最も華麗に変化を遂げたのは「よーじや」でしょう。

私が学生の時はよーじやの油とり紙はそんなに有名な京の土産物でもなく
祇園の近くにさびれた感じの店が一店舗あっただけでしたが、
今では市内各地に支店も展開し
ボディーショップみたいなおしゃれビューディーショップになってます。
よーじやカフェまであってビックリしました。


おまけ今回の旅のお供にした本です。
文化財的建築物から個人のお宅まで建築的に面白い建物を
網羅している本です。
私は図書館から借りていったのでちょと古くて変わっていた部分もあったけど役に立ちました。
  


2010年01月24日 Posted by ふーみん at 12:06Comments(0)

思い出の京の宿

しばらく間が空いてしましたが
また京都レポート書いていきます。
今までのは小学生の日記みたいにその日にあったことを追っていたので
これからはテーマごとに詳しく感想などつづってみます。

最初は京都の宿のお話
今回3泊したのはホテル「コープ.イン.京都」



京都の繁華街河原町通りや錦市場に程近い所にあります。

住所は京都市中京区柳馬場蛸薬師上ル筒井町411
         やなぎのばんば たこやくし あがると読みます。
柳馬場通りと蛸薬師通りの交わった四つ角から少し登った(北側に行った)ところにあるという意味。
五番目の通りと通りを基点に上ガル、下ガルと案内しているので街中の住所は長いのです。

コープという名がついているように生協の宿です。
私が今パルシステム静岡(牛のマークのトラック)の組合員なので
割引価格で宿泊できたのですが、選んだ理由はそれだけでありません。
学生時代に受験生の相談員のボランティア活動をしていた時に
私はこのホテルの担当でした。

私の母校・立命館大学の福利厚生は生協が全て担っており
受験生にも宿を斡旋をしています。
その生協斡旋の宿には学生の相談員を配置して受験生のお世話をさせています。
具体的には
夜相談会を開いて自分が受験生の時の体験談や学生生活を紹介したり
翌朝はホテルから大学まで案内します。
生協手配の貸切バスに乗せて連れていくのでバスガイドさんみたいなこともやっていました。

実は私受験生の時にこの相談員にお世話になっていてそれで自分もなったのです。
今、整理収納アドバイザーという仕事しているのは
「かっての自分のように片付けに困っている人の力になりたい」
との思いからですが、それと同じ理由ですね。



でも私が受験生の時に実際に利用したのは
「コープ.イン.京都」ではなく
←こちらの「ウオジ苑」という旅館です。

これもすぐ近くなので久しぶりに行ってみました。
柳馬場の一本東の「富小路(とみのこうじ)」という
いかにも京都らしい雅な名前の通りにあります。

  続きを読む


2010年01月23日 Posted by ふーみん at 22:24Comments(0)

自宅セミナー


先ほどまで自宅セミナーをやっていました。
セミナー言っても私が何かレクチャーをするわけでなく
自由に私の住い兼事務所のアパートを見てもらって
あとはお茶を飲みながらお話をするだけ。
ですが、この雑談が毎回盛り上がるのです。
今回集まったメンバーはほとんどが初対面なのですが、
みんな片付けに悩んでいるという共通点があるので
すぐ打ち解けあってしまいました。毎回そうです。

今日はお茶請けに先日の京都旅行で買ってきた鍵善良房の干菓子と
クッキーを用意していましたが、参加者のHさんが持ってきてくれた
手作りのさつまいもケーキも加わりとてもゴージャスです。
Hさんは公民館講座を受講者だった方で、
講座期間中にがんばって台所を片付けたら
とても使いやすくなって、料理に目覚めてしまったそうです。
ケーキ本当に美味しかったです。ご馳走様でした。

カップをお皿も持っているもの全て使っているので
そろっていませんが、これでもいいじゃありませんか。
そういうことにこだわらなくても楽しい時間が過ごせることが
大切だと共感し合える時間を持ちたくてセミナーやっています。
このセミナーの何よりのご馳走はおしゃべり。
互いに情報交換したり刺激を受けあって
ちょっとかんばって家を片付けてみようかな~
そんな気になって帰ってもらえればと思っています。

次回の自宅セミナーは今度の土曜日の1月23日です。
10:30~12:00    14:00~15:30   19:00~20:30
まだ各部とも若干空きがあります。参加費千円。
興味のある方は連絡ください。
案内地図を送ります(JR東田子の浦駅の近く)
TEL090-2772-9017
メールでの問い合わせの場合
こちらをクリックするとお問合せフォームに飛びます



お菓子が乗っているのは京唐紙の老舗「唐長」で買ってきたペーパーです。
今風なモダンな模様だけど、実はこれ「南蛮七宝」といって古典的な文様なんですよ。


私は唐長さんの京唐紙で襖を作るのが夢。
でも今は無理なのでお土産にこのペーパーと下のハガキを求めました。


  


2010年01月21日 Posted by ふーみん at 17:25Comments(4)過去のセミナー

広がれxChange


18日にあった市民生活講座の記事が本日の富士ニュースに掲載されています。
講演のことだけでなく、xChangeの様子も写真つきで詳しく紹介されています。
これによってxChangeが広がっていけばいいなと思います。
参加された方から
「これはいい取り組みだから今後も続けて」
「またあったら参加したい」との声を多く聞きました。
もちろん私もこれからも取り組んでいくつもりですが、
物々交換会は二人いれば成り立つイベントですから、
みなさんぜひお友達とやってみてください。

なお、やり方についての質問があればいつでもお気軽にお尋ねください。
といってもまだ私もまだはじめたばかりでわからないことが多いので
このイベントの考案者である丹羽順子さんに相談したり
今度東京の本家xChangeを見に行こうと思っているのですが。


余談ですが、今この記事は実家で書いていて隣で母がテレビをみています。
(講演の中でも話したけど私のアパートにはテレビがないのです)

そのテレビのワイドショーでは経済評論家の萩原さんが視聴者のお宅の家計を
仕訳して節約のアドバイスをする企画がやられていました。
そのおうちの奥さん服持ちで毎月衣服代に二万円かけていたそう。
それだけにクローゼット中だけでなく家の中に服があふれていて凄い状態。
うまく持ち服を活用できていなくてまた同じようなモノを買う悪循環に陥っているので、
インテリアモデルの●●さん(名前チェックしきれなかった)の指導のもと
大処分して収納しなおしていました。

その時に出た不要な服は実に重さにして84キロ。
重さで服を買い取る業者に引き取ってもらっていたのですが
金額は五千円ちょっとで奥さんとてもがっかりしていました。
リサイクルショップは買いたたかれるから好きでないという方には
ぜひこのxChangeをやってみてください。
お金にはならないけど、それ以上の気持ちの交流ができるし
リサイクルショップと違って自分の服のその後が見届けられるのはいいですよ。




  


2010年01月20日 Posted by ふーみん at 14:00Comments(0)

やってみましたxChange

昨日開かれた市民生活講座(富士市・富士市消費者運動連絡会主催)で
今首都圏で話題になっている「xChange」を紹介して、
実際に模擬体験をやってみました。


xChangeは地球環境に負担はもうこれ以上かけたくないけど
おしゃれは楽しみたいという女性たちの間で広がりつつあるファッションアイテム交換会です。
私は昨年秋にこの取り組みを知り、ぜひ富士でもやってみたいと思っていました。
xChangeを主宰している丹羽順子さんも「どうぞ各地で広めてください」ということなので
昨年のクリスマスイブにあった富士市の丘まちづくりセンターの講座の中で
プレゼント交換会ならぬ不用品交換会をまず試験的に行いました。その時の様子はこちら
ちなみに私はこのときもらったスカートを昨日の講演会ではいていきました。


その丘まちづくりセンターの受講者の中に今回の主催者メンバーがいて、
富士市でこの取り組みを広げたいという私の思いを汲み取って、
今回の市民生活講座の場でできるように動いてくだったので実現したのです。
本当にどうもありがとうございました。

急に決まった話なので、全ての来場者にモノの持ちよりを呼びかけることはできず
主催者グループと消費生活モニターさんに協力をお願いしたのですが、
それでもこんなにたくさんの品があつまりました。



本家xChangeは服やファッション小物の交換会なのですが、
今回何でもOKにしてしまったので一見みると普通のバザーのようです。
でも大きく違うのはお金を介さないこと。
値段札のかわりとなるのが、メッセージタグと呼ばれるもの(今回はタグでなくてポストイットで代用)。
モノを持参した人はまずその品にまつわる思い出や新たな持ち主へのメッセージを書いて
貼り付けて展示台に並べます。

その品をもらう人は余白にそれへの返事を書くという仕組みで
現場に当事者たちが居合わせなくてもそれを通してコミュニケーションができるのが特徴です。

持ち寄られた品はほとんど残らない状態で新たな持ち主に引き取られていきました。
残されたポストイットは出品者にお返しします。

私も服、パソコンバッグなどを持っていったのですが
全て貰い手が見つかったようです。
会場で説明をしたり講演の質問に答えていたので自分の品がどうなったのか
見ている暇はなかったのですが、こうやってメッセージがもらえると安心です。


「ちょうど欲しかったものが見つかった」
「もう捨てるしかないと思っていたものに貰い手が見つかってうれしい」
そんな喜びの声を多数聞くことができました。

リサイクルショップに持っていくと買い叩かれるから嫌という人多いですね。
確かに手元に入るお金が少ないことも嫌なんでしょうが、
それよりも自分が愛着を持っていた品への評価が低いことのショックの方が
嫌なのではないかとこのイベントを通して思いました。

先月私にスカートを提供してくれた方に
「これはいい商品だからリサイクルショップに持っていったら
それなりの額で売れるよ。本当に出してもいいの?」と私が言っても
「気に入って着ててもらえればそれが何より、ぜひもらってください」と
喜んでくださいましたから。

「ぜひ今後もやってほしい」
「今度は自分も家にたまっているモノをもってきたい」
そんな声もたくさんかけていただき、やって本当に良かったです。
今後も私は「xChange」を広げていきたいと思っていますが、
これは最低二人いれば成立する取り組みですから、
昨日着てくださった方、またこの記事を読んで興味を持った方
ぜひ自分でお友達に呼びかけてやってみてくださいね。
  


2010年01月19日 Posted by ふーみん at 11:02Comments(2)

市民生活講座おわりました


きょうの午前中は富士市のフィランセ大ホールで市民生活講座
「収納の悩み根本解決~モッタイナイの認識変えてシンプルライフ」がありました。
同講座は富士市と富士市消費者運動連絡会の主催で
年数回いろんなテーマで講師を招いて開かれています。
そして本年度最終回となる第七回目の講座を受け持たせていただきました。

主催者が当初予想していた60人の倍の120人の受講がありました。
いらしてくださった方どうもありがとうございました。

片付けや収納は多くの人の悩みの種であるので、
無料講座で告知がしっかりされる場合、
軽く70~80人集まることは沼津市や静岡市で講師をやった経験から
予想していましたが、一回に120人は正直驚きました。
(同時に安堵しました。人数が少なかったら主催者に申し訳ないですから)
多分託児が用意されていて小さなお子さん持つ方が
参加しやすかったのだと思います。
(この点富士市はとても親切ですね)


さて、講演会では具体的な収納テクニックの話よりも
収納する前の心構え的な「モノをいかに減らすか」、
そのための心の迷いの断ち切り方、
割り切りのつけ方に重点を置き、
特に買い物の仕方の工夫は自身の体験談も
交えながらお話しました。


というのも今回は消費者運動連絡会主催の講演会です。
企業がちゃんとした製品を作るように運動し、
いいものを見極める目を持つために
こうした講座を開いている皆さんだからこそ
どこの企業の何の製品を買うかだけでなく
自分にとって本当に買うべきものは何なのか
考える重要性をわかってくださると思ったのです。

2・8の法則というのがあります。
自分の持ち物のうち良く使うものは2割しかないという法則ですが、
私自身を振り返っても当たっていますね。
講座の中でもお話しましたが昨年の夏から5・5帖1Kのアパートを住居兼仕事場としています。
ここに越すことは私にとってもかなりチャレンジでしたが
持ち物をかなり厳選して絞り込んだ結果それなりに暮らせたからです。
(講座の中ではその住いの様子も恥ずかしげもなく写真でお見せしましたが
最近は自宅公開セミナーまで開いています。
興味のある方はこちらどうぞhttp://roomstyling.i-ra.jp/e172546.html

暮らしに本当に必要なものはそんなに多くないかもしれません。
でも人間だからいろいろ欲しいものもあるし
衝動買いだってしてしまうでしょう。
私も増えていくものをどう減らすか日々頭を悩ませています。
そんなとき増えていくモノの減らし方、資源の活かし方として
首都圏で今注目されている「xChange」という物々交換会を知りました。
xChangeの詳しいことは→http://letsxchange.jp/

これを富士市でも広めたい、そのためのデモをこの市民生活講座の場でできないかという
私の提案を主催者側が快く承諾してくださり、今回講演だけでなく「xChange」も実施しました。

消費者運動連絡会のメンバーや消費者モニターの方たちが
まだまだ使えるけど自分ではもう使わない、服や雑貨などを持ち寄り
にぎやかに行われました。その様子は長くなるので続きは明日に。

なおセミナーの中で紹介した服を減らすマトリクス
何人かの方から詳しく見たいとお話をいただきました。
この表は寺田倉庫さんの生活情報サイト「まあちゃんと」
の整理収納スクールのアドバイスで使ったものです。
そのページはこちら
http://www.ma-chanto.net/pc/page_mct_school_room/119/14925/
ただこれではやはり内容を読み取りにくいので
ちかいうちに原稿をブログにアップする予定です。
しばらくお待ちください。
  


2010年01月18日 Posted by ふーみん at 18:49Comments(0)講演会

資格更新手続き完了


IC(インテリアコーディネーターの略)の登録は五年ごと更新です。
今回初めての更新がやってきました。
1月20日が締め切りなのに
年末年始や京都出張旅行
(旅行の半分以上は仕事より遊び、いやこれも研修のうち?)
があってすっかり忘れていて昨夜思い出しました。
20日までに更新料入金すればOKかと思って資料をよく読んだら
見事な勘違いでレポート作成かインターネットによるeラーニングによる
研修を終了させるのが20日まで。
これはまずいと本日の予定を変更し
先程までPCにかじりつきe-ラーニングでの研修を終わらせました。
これでひとまず安心です。  


2010年01月15日 Posted by ふーみん at 15:15Comments(2)日記・コラム・つぶやき

京都レポート4 最終日は着物で散策

4泊5日の京都の出張旅行からようやく帰ってきました。
最終日のレポートです。
この日は桂離宮見学の予約が取れたので
整理収納アドバイザー仲間と散策をしました。

いきなり着物で登場して驚かせてしまいましたか?

一度和服で京都散策をしてみたかったので待ち合わせ前に
着物のレンタルをしている京都駅そばの美容室に行ってきました。
足袋だけ持参し、着物からぞうり、バック、ショール一式貸してもらい
ヘアセットと着付けで5000ちょっと。結構お手軽です。

ちなみにこの写真の撮影場所は京唐紙の老舗「唐長」の三条サロンです。

こちらでは唐紙をふすまだけでなくパネルや照明など
幅広いインテリアとして楽しめる提案をしています。
唐長や唐紙のことはまたあたらめて書きます。

次は京都市芸術センター

京都で最初にできた小学校(今は廃校)を
今は若手芸術家の製作や発表の場として活用しています。
教室を活用した談話室

いろんな展示もしていてそれも面白かったのですが、
和洋折衷のレトロな建築が興味深かったです。

お昼を取ったのは桂離宮の前にある和菓子屋「中村軒」の茶屋。

私の隣にいるもう一人着物姿のアドバイザーは森下さん
京都市在住で今回私のセミナー開催のきっかけを作ってくださり
会場手配や集客などでサポートしてくだった方です。
彼女は仕事や人と会うときはいつも着物。
今回彼女とご一緒するので私も着物に挑戦してみました。
残りの二人は東京と名古屋から桂離宮を見学したくて
わざわざかけつけました。二人ともインテリアコーディネーターでもあります。
インテリアをやっている人にとって桂離宮は一度は見たいスポットなのです。


京都の白味噌に丸もちの雑煮と中村軒の名物麦代餅を味わいました


そのあといよいよ桂離宮へ
とても良かったです。
ずっと見たいと思っていたから念願なかって大満足。
写真もいっぱい撮影しましたが、桂離宮内部の写真の公開はOKでなかったので
残念ですが紹介できません。
その代わりに名残惜しそうに桂離宮拝観入り口を撮影する森下さんの後ろ姿の写真をアップ。

彼女いつも着ているから和服姿が板についています。
その点私は着物に着られている状態
今日は和服ではんなり・・・が理想でしたが
敷石が多い離宮の庭を歩くのになりふり構っていられなかったのが現実です。

その後京都駅に
新幹線の時間街の間に最後の京都での食事
実はこれが今回の旅行中食べた中で一番の値が張る食事です。
でも3000円だけど(今までのは安いところをうまく探しているのです)

場所は京都駅の向かい側の京都タワーの3階バーレストラン
京都駅も見下ろせて眺めもよく結構おしゃれなスポットです。
何度も京都に行っているけど京都タワーの中に入ったのも今回初めてでした。

これからは印象に残った物事を詳しく個別取り上げていく予定です。
京都の記事はまだまだ続きますよ。


  


2010年01月13日 Posted by ふーみん at 01:13Comments(6)

京都レポートその3 更けゆく夜の街に思う

1月11日。
京都滞在三日目の昼間は神戸市まで遠征です。

神戸市北区に新居を建てた友達の家に淡路島在住の友達を誘って遊びに行きました。
初日にあった友達はサークルの仲間で
今日会ったのは一回生の基礎演習が同じクラスだった仲間です。

友達の家に近くにある、地元でも評判の隠れ家的レストランに連れていってもらいました。
普通の一軒家でやっているお店です。
その友達は料理が好きで、大学卒業後専門学校に通って
栄養士の資格を取り今は特別養護老人ホームの管理栄養士をやっています。
そんな彼女のお勧めの店だけあって、どれも絶品でした。

前菜

パスタ ミンチ状になったタコのソース(名前忘れた)
ちなみに本日のパスタは3種類あり、みんな違うのを頼んで
それぞれ味見して全種類ちゃんと味わったのでした。
こういうことが気兼ねなくできるのも昔からの友達だからですよね。

メーン料理 仔牛の肉
魚料理と肉料理とどちらか選択でしたが神戸だったら
やっぱり牛でしょと肉料理にしました。
これは3人とも肉料理です。

デザート
右から二番目のオレンジ風味のクリームブリュレが特に絶品でした


ランチのあとお宅にお邪魔して、彼女のもうじき3歳になる長男マー君と初対面したり
お互いの近況報告しあったり、昔話に花を咲かせました。

みんな見た目はちっとも昔と変わらないです(肉付きがよろしくなっている若干の変化はあり)
そして話をすればすぐあのころに戻れてしまうのですが、
でもやはり卒業後15年の月日は確実に流れているのです。
馬鹿な話で盛り上がっていても時々出てくる言葉の端々に
母親としての顔であったり、仕事人としての顔が感じられる場面が多々ありました。

これは初日にサークルの仲間と会った時も感じたことです。
大学時代からの夢を実現させた人、
その当時からは想像もできない仕事に就いている人もいて(その筆頭が私らしい)
仕事や私生活でそれぞれ紆余曲折はありつつも、各自の道を着実に進んでいるのです。

そんなことを思いながら京都に戻ってきたからでしょうか?
その日私が夕食に選んだのは、河原町通りの一本東筋にある
木屋町通りにある長浜ラーメンの「みよし」。

学生時代、河原町で飲んだあと、しめに食べたのがいつもここ。
私にとって「本場とんこつラーメン」と聞いて思い出すのは
九州ではなくて京都木屋町の「みよし」です。

カウンターの上に紅ショウガ、あげ玉、ごま、唐辛子などが入ったどんぶりが並んでいて
各自好きにトッピングして食べていいので、これでもかというぐらいいろんなものを乗せて食べてました。
それに比べると今日のトッピングはちょっと控え目です(最近健康診断の結果にショックを受けたせい)


ラーメンを食べた後、腹ごなしで鴨川へ。
三条大橋のたもとのビルに「スターバックス」「手もみん」などその当時は
なかったテナントが入っているのにも時代の移り変わりを感じます。

昔打ち上げなどで河原町でさんざん飲んだくれたあと鴨川に行ってやる儀式がありました。
川の中をみんなでザブザブと歩いて渡って向こう岸に行って大学の校歌と応援歌を歌って帰ってくるというもの。
今考えるとそんな馬鹿なことよくやったもんだと思うのですが、若かったんですね~。

その後、近くの六曜社コーヒー店に。

ここは京都の穴場スポットを調べるために読んだ本に全て出ていた京都でも話題のコーヒー店&バー。
今京都周辺にできているカフェのオーナーたちが手本にしているという場所らしいのです。
でも学生時代は店のある河原町通りは何度も通っているのにそんな店の存在まったく気づきませんでした。
私が卒業してからできた店かと思ってママに聞いてみたらずっと「昔からやってますよ」との返事(失礼しました)
この15年の間で京都に新しい店が増えたことは事実ですが、
あの当時ずいぶん見落としていたものがあることに今回改めて気づきました。

おいしいと評判のコーヒーと手作りのドーナツを注文。

さっきラーメン食べたばかりでお腹いっぱいなのですが、名物のドーナツを食べないわけにはいきません。
(本当に今日は昼のランチコースから食べ過ぎです)
バーもかねていてとても雰囲気のあるお店ですし、学生時代の思い出に浸っているこんな夜は
コーヒーでなくて、一杯飲んだ方がよさそうなのですが、ドーナツを食べてみたかったのと
ホテル帰ってブログ書かないといけないなーと思ってやめました。
もともとそんなにアルコールにつよくないので飲んだらすぐ眠くなってしまうのですが、
学生時代よりもさらに弱くなっていのを痛感する今日このごろ。
そんな自分の体調の変化にも時の流れを感じつつ、京都最後の夜は静かに更けていくのでした。








  


2010年01月12日 Posted by ふーみん at 00:24Comments(0)

京の町家でセミナー 京都レポート2日目

1月10日は今回の京都訪問のきっかけとなったセミナー講師の仕事の日。
私は最近自分と同じ整理収納アドバイザーの仲間に
私がインテリアコーディネーターとして作っている提案資料の作り方を
お教えするセミナーもやっていますが、今回京都のアドバイザー仲間から声をかけてもらい伺いました。
そのセミナー会場は京町家を改装したサロン。http://www.be-kyoto.jp/index.html

こんな素敵な和室でセミナーをやりました。
みなさんがんばって図面書きに挑戦しています。

一日がかりのセミナーなんですが
お昼に小粋な計らいがありました。
京の台所・錦市場からお弁当を取り寄せてくれて
その部屋でみんなで食べたのです。
京町家で錦市場の京のおばんざい弁当。
もう京都気分満喫です♪




そしてセミナー終了後は二次会へ
湯葉料理のお店をとってくださいました。
コース料理を食べたけど、
食べると話すのに夢中で
写真ほとんど撮れてないです。



そしてそのあと、3次会として京都恵比寿神社にお参り。
1月10日は初恵比寿の日なんです。
アドバイザー仲間と商売繁盛祈願をしてきました。

すごい混んでました。
私京都に4年間住んでいたけど、恵比寿神社がある祇園や四条河原町とは
反対側に住んでいたのでこんな盛大なお祭りがあったとは全然知りませんでした。

商売繁盛笹持ってこい♪
こんな歌があるように皆さん本物の笹に購入した縁起物のグッズを
つけてもらっていますが、私はそんなの持って新幹線のれないので
この小さなミニチュアを求めました。

お参りしたあとにおみくじを引いたらなんと「大吉」
これで整理収納アドバイザーとして仕事繁盛間違えなしですよ、ね。  


2010年01月11日 Posted by ふーみん at 08:33Comments(2)

京都一日目レポート

昨日の京都ライフの速報です。
各所の感想などはまた改めて書いていきますが
とりあえず日記までに一日の行動を書いておきます。

午前5時すぎ京都駅八条口到着


駅周辺には空いている店がほとんどないのでタクシーで中心地河原町まで移動
昔夜通し友達と語り合ったことがある喫茶店「からふねや」で時間をつぶそうと思ったら
もう24時間営業ではなくなったそう。
タクシーの運転手さんがマクドナルドがあると言うので
「じゃあ、マックの前まで」と頼むと「それ、どこですか?」と聞き返されて
こちらでは「マック」と略さずに「マクド」と言うこと思い出しました。
(マックと関西で言ったらパソコンのマッキントッシュのことになってしまうのです
でも「朝マック」は「朝マクド」とは言わず「朝マック」って言うんだよな)
関西にやってきたんだと痛烈に感じた一コマでした。

マクドで時間をつぶし午前8時前にこれから3泊する宿に荷物を預けに。
泊るのはコープイン京都。大学生協がやっている宿です。学生でなくても泊れます。
ちなみに私は今地域生協「パルシステム静岡」(牛のマークのトラック)の組合員なので
割引価格で泊まれまるのですが、ここにした理由はそれだけでなくて
私にとって思い出の場所なのですが、それはまた後日詳しく。


地下鉄やバスなどを使って散策する予定でしたが
宿に行ってみたらレンタルサイクルがあったのでそれを使うことに。
貸出受付が9時からだったので、それまで周辺を散策して時間つぶしていたら
懐かしいイノダコーヒーの前にやってきて、つい入ってしまいました。
懐かしいと言っても学生時代はお金がなくてこんなところで飲んでません。
卒業して観光で訪れた時によく寄ってました。

京都の老舗のコーヒーショップ。商家の旦那衆のサロン的な場所として昔から使われていました。
私のような観光客も多いのですが、やはり地元の旦那さんらしき人が新聞広げてます。

オリジナルブレンド「アラビアの真珠」を頼みました。
このコーヒーの特徴は最初からミルクと砂糖が入ってくることです。
抜いてもらいたい人は事前申請。

いよいよ自転車に乗って出発。
目指すは下賀茂神社。
京都の中でも最も古く京都の守り神的存在なのに
私は今までここにお参りしてなかったので、今回はちゃんとごあいさつすることに。

途中出町柳の「ふたば」で名物の豆大福を買って加茂川のほとりで「いただきます」。


下賀茂神社


その後、昭和を代表する庭園家・重森美鈴の旧自宅を公開した庭園美術館に
ここでの感想もまた後日



お昼になったので近くの京大の食堂へ
京大は母校ではありませんが、学生時代京都の他の大学の学生とイベント運営を
していたことがあり、その時の活動場所が京大でした。
京大も生協が食堂をやっているので懐かしい学食のうどんでも食べようと思っていたら
入口近くにおしゃれなカフェができていてビックリ。時代の流れを感じました。
学生生活の思い出もまた後日たっぷり書きます。

本日のランチ これで600円しないのです。
土曜日ということもあり学生や教授でなさそうな人も来てました。
これも生協のお店ですが、このカフェは値段も一般と生協の組合員の区別ないそうです。
みなさん観光で京大の近くにきたらぜひ寄ってみましょう。

そして自転車で今度は南下。
途中祇園の町並みも通りました。
路地を入ると今まで知らなかった場所もあり新たな発見が・・


目指したのは陶芸家・河井寛次郎記念館
ここもいっぱい書きたいことあるけど、今度に。
登り窯

二階の書斎


その後ホテルに戻り自転車を返却。
これで終わりかと思いきや夜の部が待っているのです。
大学時代のサークルの仲間でまだ京都にいる同期のメンバーと食事するため夜の河原町へ。
四条大橋のたもとの東華菜館。
レトロな建物で中には手動式のエレベーターがあり
それに乗りたくてこの場所にしました。
この写真もまた後日紹介。
最後にみんなで記念撮影
  


2010年01月10日 Posted by ふーみん at 08:40Comments(2)

京都に行ってきます



今晩夜行バスで京都に向けて出発します。
10日に京都でセミナーの仕事があるのですが、
せっかくだからと9日から12日まで滞在して
友達にあったり、いろいろ見てくる予定。
京都市は私が学生時代を過ごした街。
歴史が好きで神社仏閣巡りをしたくて京都の学校を選んだのに
4年間は別のことで遊んでばかりで、全然見ていません。
卒業してから暇を見つけてはせっせと通って
見るべきものをみていましたが、それでもまだまだ見きれてないのです。
今回は今まで行ったことのない場所で
建築インテリアに関連のあるところに焦点を絞っていきます。
そのために図書館から借りてきた京都本でばっちり下調べしました。
今回の訪問は実に6年ぶり。
最後に行った時はまだ今のインテリアの仕事をしてない時だったので
また違った目で京都が見られそう。

PCも持っていくので旅のレポートを随時報告しますね。  


2010年01月08日 Posted by ふーみん at 15:32Comments(7)

1月の講座のお知らせ

自宅公開セミナー

住まい兼仕事場にしている1Kのアパート。
部屋の広さは5・5畳しかないのですが
モノを厳選して住まい方の工夫をして
それなりに快適に暮らせるています。
そのありのままをお見せする日を毎月二日設けています。
実例を見てもらったあと、みなさんでお茶を飲みながら
おしゃべりして自分たちの暮らしを振り返ってもらっています。
場所はJR東田子の浦駅のそば。駅から徒歩5分で駐車場も有。
申し込みいただいた方に案内地図をメールかFAXでお送りします

1月の開催は
21日(木)14:00~ 19:00~の2回。
23日(土)10:30~ 14:00~ 19:00~の3回。
定員各5人です。
23日はもう各時間帯お席が少なくなっています。

お茶お茶菓子付で1000円です。
(通常2000円のところ年末年始サービスで1月まで半額)

参加希望や問い合わせは
下記の申込問い合わせフォームにてメールで行うか
http://www.roomstyling.jp/togoto/mpmail/form.html
お電話(090-2772-9017)ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ふじカルチャー講座(主催・M-net市民大学富士校)

整理収納アドバイザー2級認定講座」
整理の基本から実践まで一日でマスターできます。
この講座を受講すればNPOハウスキーピング協会認定の
整理収納アドバイザー2級の資格が取得できます。
★日 時 1月30日(日)10:00~17:00
★会 場 M-net市民大学富士校(富士市蓼原)地図はこちら

★受講料 21,000円(ライセンス料含む)別途テキスト代1500円必要です

上記2講座の問い合わせ申込はM-net富士校まで
受付時間(月~金):午前10:00~午後5:00
TEL:0545-63-8589

  


2010年01月04日 Posted by ふーみん at 10:30Comments(3)セミナー開催スケジュール

正月の風景

新年あけましておめでとうございます。
本年も住ist(すまいすと)後藤と、このブログを
どうぞよろしくお願いいたします。

さて正月といえばお雑煮ですね。
私の実家は正月三が日の朝食は雑煮です。
我が家のは醤油ベースの澄まし汁に
鶏肉、ホウレンソウ、ナルトなどが入ってます。
そして餅は四角い切り餅です。

今年は昨年実家の物置を新築のため片づけをしたら
昔、人寄せにつかっていたと思われる古い蓋つきのお椀が多数発掘されました。
詳しくはこちらhttp://roomstyling.i-ra.jp/e154621.html
なのでそれによそってみました。
ちょっとゴージャスで正月気分が盛り上がりました。

さて、私の実家ではこの雑煮のほかにもう一種の雑煮があります。
こちらは神様・仏様にお供えするものなので人間は食べません。
サトイモとダイコンと餅を煮たもので、雑煮というよりも
煮ものといった方がしっくりする感じです。
これを平たい木の器に入れてやはり三が日間毎朝お添えするのですが、
実家には神様が大勢いらっしゃいますので大変です。

茶の間にある伊勢神宮の御札を祭るメーンの神棚(写真↑)のほか、
ダイニングキッチンに「おいべっさん」と「こうじんさん(火の神様)」が
庭に「地の神様(お稲荷さん)」と「水神さん」がいらっしゃいます。
水神さんだけは神棚も祠もなく井戸水のくみ上げポンプ機にお供えするだけです。

神様が合計5人(人でいいのでしょうか5神というべきか)
そして仏壇にも供えるので、合計6箇所。
メーンの神棚には2つお供えするので全部で7つ作ります。


この「神様専用雑煮」は我が家だけの風習なのか
このあたりの古くからの家で同じようにやっているかは???です。
少なくともこれだけ神様をいっぱいお祭りしている家が他にあることを
私は今まで聞いたことありません。
インテリアコーディネーターとして新築のお手伝いをさせていたただいた
お宅では神棚が何もない家も増えてますし、あっても一箇所が普通。
やはりうちと同じような元農家でキッチンに「おいべっさん」と「こうじんさん」の
お祭りする場所を設けたケースが一回だけあります。

「うちでも神様に煮もの風の雑煮やっている」
「我が家も神様がたくさんいるよ~」
という方いたらぜひコメントにて教えてくださいね。

  


2010年01月02日 Posted by ふーみん at 13:05Comments(4)暮らしを楽しむ