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建物探訪in熱海
最近片づけやモノの減らし方のセミナーやアドバイスの仕事ばかりしていますが
私インテリアコーディネーターでもありまして、静岡県IC協会の会員にもなっています。
(ICとはインテリアコーディネーターを略した表現です)
こうしたIC協会は静岡県だけなく各都道府県で組織されているのですが、
関東甲信越地域のIC協会が集まった協議会の総会が28日、29日と熱海で行われたのです。
今年の総会は静岡が当番県なので、裏方スタッフとして参加してきました。
関東甲信越の各地から50人以上の方が参加したのですが
みなさん各地のICの代表者でそうそうたる顔ぶれでした。
そうした方々とお話できてとても刺激的でしたが
総会の会場がとてもステキな場所で(だからお手伝いをかってでた)
古い建物見るのが好きな私はボルテージがあがり写真を撮りまくってきました。

ホテルVILA DEL SOL
http://www.izusan-horai.com/hotel/
明治34年に東京の旧紀州藩の藩邸に作られた紀州公の私設図書館「南葵文庫(なんきぶんこ)」が移築され
伊豆山のふもとの海辺に立つ隠れ家的ホテルとなっています。
平成20年に国の登録有形文化財に登録されています。
やはりICの集まりですから、やるからには場所もインテリアや建築的に見どころある場所を選びますし、今回は遠くからはるばるやってきていただく皆様に楽しんでいただくためにも静岡の役員の方たちは会場選びやその後の見学コースの設定には相当こだわって御苦労があったようです。
サロン

廊下の天井の優雅な曲線もステキ 私ここで↓受け付けをやっていました。


総会のあとは、熱海市指定有形文化財の起雲閣を見学。
大正期に富豪の別荘して建てられた贅をつくした建物と広大な庭があり
のちに旅館となってからは熱海を代表する宿として数多くの文豪たちも愛されてきました。
廃業後は熱海市の施設として観光と市民の文化活動の拠点となっています。


さすがインテリアのプロ集団。
細かいところまで写真をとったり使われている素材をチェックしています。
例えば下の写真。


一見何の変わりもない障子をどうしてみんなよってたかって写真を撮っているか
それは障子の桟に竹が使われているからですが、
普通の人ならこんな部分まで注意して見てないでしょうし、気づいても写真に撮ったりしないでしょう。
そして次の写真はこれまた皆さんが感心しきりだった箇所ですが
そのすごさわかりますか?
窓上に使われている木が継ぎ目のない一本の柱なんですよ。白く線を入れてあるところです。

ちなみに私は今回二回目で前回タップリ写真を撮っていたこともあり、ここではちゃんとご案内に徹しました。一時間の見学時間を確保していましたが施設が広いだけでなく、こんな風に細かくみているので最後の方は「集合時間まであと10分ですよ」なんて急かしながらのご案内になってしまいました。
初日はこのあと宿泊場所の旅館に移動宴会が行われたのですが
私は泊まらないのでここで失礼し、翌朝また東海道線で熱海へ。
翌日の見学場所は旧・日向別邸。
これ私が一番楽しみにしていたところです。

熱海駅近くの相模湾を眼下に望む高台に立つ昭和初期に作られた貿易商の別荘。
一階の外にあるこの庭は地下室の屋根の上に作られたいわば屋上庭園です。
そしてこの地下の離れがこの施設の一番の見所です。

ただ地下室内は撮影禁止だったので、地下室に入る階段の写真しかありません。

熱海市のHPに地下の離れの写真がありますのでそちらをご覧ください。
(上の日向別邸の名前のところからリンク)
地下の離れは世界的活躍をしたドイツの建築家・ブルノータウトの設計によるもので、日本に唯一現存する作品。
タウトは桂離宮や伊勢神宮など自然と融和した日本建築の美しさに感銘を受け「日本の美再発見」の著作があるほか、仙台や高崎で工業デザインの指導にもあたった人です。
だからこの離れは建築的もとても貴重で熱海市所有になって一般公開が始まった途端、建築関係者を中心にあまりにも多くの人が押しかけるようになってしまい、「建物の耐久保管の面から問題あり」ということで公開が週末と祝祭日だけになり、しかも一度に見学できる人数制限も設けられ、見学するのが難しい場所です。
今回は静岡県IC協会の相談役が「関東甲信越地区のインテリアコーディネーターがやってくるのでぜひとも・・・」とお願いして見学できました。迎えてくださった旧・日向別邸保存会会長さんが特別待遇で詳しく説明してくださって貴重な体験ができました。
そして二日目のお昼は志賀直哉が愛した洋食屋「スコット」にて
名物のビープシチューを堪能しました。


熱海は今、歴史と文化の散策が楽しめる街づくりをしており
街中を歩いていても面白いものがたくさんあります。
ドラゴンのデザイン(?)の橋(左)タコがこんな風にいるのもおもしろい(右)
川沿いにいろんな彫刻がありましたよ。


趣ある建物は和菓子屋さん、ここで名物のキビ餅をお土産に購入

駅前にある足湯にも入りました
隣では時折噴出す源泉がもうもうと湯気を出してます。

遠くからやってきてくださったICの皆様も熱海を満喫してくださったようす。
もちろん私も満喫しましたよ。
私インテリアコーディネーターでもありまして、静岡県IC協会の会員にもなっています。
(ICとはインテリアコーディネーターを略した表現です)
こうしたIC協会は静岡県だけなく各都道府県で組織されているのですが、
関東甲信越地域のIC協会が集まった協議会の総会が28日、29日と熱海で行われたのです。
今年の総会は静岡が当番県なので、裏方スタッフとして参加してきました。
関東甲信越の各地から50人以上の方が参加したのですが
みなさん各地のICの代表者でそうそうたる顔ぶれでした。
そうした方々とお話できてとても刺激的でしたが
総会の会場がとてもステキな場所で(だからお手伝いをかってでた)
古い建物見るのが好きな私はボルテージがあがり写真を撮りまくってきました。


http://www.izusan-horai.com/hotel/
明治34年に東京の旧紀州藩の藩邸に作られた紀州公の私設図書館「南葵文庫(なんきぶんこ)」が移築され
伊豆山のふもとの海辺に立つ隠れ家的ホテルとなっています。
平成20年に国の登録有形文化財に登録されています。
やはりICの集まりですから、やるからには場所もインテリアや建築的に見どころある場所を選びますし、今回は遠くからはるばるやってきていただく皆様に楽しんでいただくためにも静岡の役員の方たちは会場選びやその後の見学コースの設定には相当こだわって御苦労があったようです。
サロン

廊下の天井の優雅な曲線もステキ 私ここで↓受け付けをやっていました。


総会のあとは、熱海市指定有形文化財の起雲閣を見学。
大正期に富豪の別荘して建てられた贅をつくした建物と広大な庭があり
のちに旅館となってからは熱海を代表する宿として数多くの文豪たちも愛されてきました。
廃業後は熱海市の施設として観光と市民の文化活動の拠点となっています。


さすがインテリアのプロ集団。
細かいところまで写真をとったり使われている素材をチェックしています。
例えば下の写真。


一見何の変わりもない障子をどうしてみんなよってたかって写真を撮っているか
それは障子の桟に竹が使われているからですが、
普通の人ならこんな部分まで注意して見てないでしょうし、気づいても写真に撮ったりしないでしょう。
そして次の写真はこれまた皆さんが感心しきりだった箇所ですが
そのすごさわかりますか?
窓上に使われている木が継ぎ目のない一本の柱なんですよ。白く線を入れてあるところです。

ちなみに私は今回二回目で前回タップリ写真を撮っていたこともあり、ここではちゃんとご案内に徹しました。一時間の見学時間を確保していましたが施設が広いだけでなく、こんな風に細かくみているので最後の方は「集合時間まであと10分ですよ」なんて急かしながらのご案内になってしまいました。
初日はこのあと宿泊場所の旅館に移動宴会が行われたのですが
私は泊まらないのでここで失礼し、翌朝また東海道線で熱海へ。
翌日の見学場所は旧・日向別邸。
これ私が一番楽しみにしていたところです。

熱海駅近くの相模湾を眼下に望む高台に立つ昭和初期に作られた貿易商の別荘。
一階の外にあるこの庭は地下室の屋根の上に作られたいわば屋上庭園です。
そしてこの地下の離れがこの施設の一番の見所です。

ただ地下室内は撮影禁止だったので、地下室に入る階段の写真しかありません。

熱海市のHPに地下の離れの写真がありますのでそちらをご覧ください。
(上の日向別邸の名前のところからリンク)

タウトは桂離宮や伊勢神宮など自然と融和した日本建築の美しさに感銘を受け「日本の美再発見」の著作があるほか、仙台や高崎で工業デザインの指導にもあたった人です。
だからこの離れは建築的もとても貴重で熱海市所有になって一般公開が始まった途端、建築関係者を中心にあまりにも多くの人が押しかけるようになってしまい、「建物の耐久保管の面から問題あり」ということで公開が週末と祝祭日だけになり、しかも一度に見学できる人数制限も設けられ、見学するのが難しい場所です。
今回は静岡県IC協会の相談役が「関東甲信越地区のインテリアコーディネーターがやってくるのでぜひとも・・・」とお願いして見学できました。迎えてくださった旧・日向別邸保存会会長さんが特別待遇で詳しく説明してくださって貴重な体験ができました。
そして二日目のお昼は志賀直哉が愛した洋食屋「スコット」にて
名物のビープシチューを堪能しました。


熱海は今、歴史と文化の散策が楽しめる街づくりをしており
街中を歩いていても面白いものがたくさんあります。
ドラゴンのデザイン(?)の橋(左)タコがこんな風にいるのもおもしろい(右)
川沿いにいろんな彫刻がありましたよ。


趣ある建物は和菓子屋さん、ここで名物のキビ餅をお土産に購入

駅前にある足湯にも入りました
隣では時折噴出す源泉がもうもうと湯気を出してます。

遠くからやってきてくださったICの皆様も熱海を満喫してくださったようす。
もちろん私も満喫しましたよ。
2010年05月30日 Posted by ふーみん at 12:07 │Comments(0) │建物探訪
イトーヨーカドー下取りセールで

本日からスタートしたイトーヨーカドーの下取りセール。
お買いもの金額2500円で不用品一点を現金500円と交換してくれます。
私の周囲でも結構話題に上がっているこのセールについて
整理収納アドバイザーとしてどう思うかコメントしてくださいとの依頼があり
先ほど静岡店で取材を受けました。
その映像は本日オンエアです。
静岡朝日テレビの夕方の情報番組「とびきり!しずおか」の
冒頭のニュースコーナーです。時間は16:45から17:00の間。
さて私がどんなこと話してきたかは見てのお楽しみ!
私も衣替えで同じような黒のセーターが二枚あって
手放すことを決めた一枚を持っていき、
夏向きの靴下や日用雑貨を買って引き取ってもらいましたよ。
2010年05月27日 Posted by ふーみん at 14:28 │Comments(2)
関西テレビ出演VTRアップしました
4月29日にオンエアの関西テレビ放送の「徹底調査家庭のお悩み研究所3」に出演したのですが、
静岡在住のためリアルタイムでは見られず、関西の友人に録画してもらったDVDの画像を
私の担当したコーナーだけ抜粋してYoutubeにアップしました。
モノが捨てられない奥様にアドバイスをしながら、物置とかしている部屋を片づけました。
ぜひご覧ください。Youtubeの長さの関係で二つに分けています。両方合わせて10分ちょっとです。
静岡在住のためリアルタイムでは見られず、関西の友人に録画してもらったDVDの画像を
私の担当したコーナーだけ抜粋してYoutubeにアップしました。
モノが捨てられない奥様にアドバイスをしながら、物置とかしている部屋を片づけました。
ぜひご覧ください。Youtubeの長さの関係で二つに分けています。両方合わせて10分ちょっとです。
2010年05月24日 Posted by ふーみん at 17:44 │Comments(4) │日記・コラム・つぶやき
明治村パート2「華麗なるインテリア」
明治村散策日記パート1では建物のことを熱く書きましたので
今回はインテリアのことについて。
ちょうど開村45周年記念特別展「赤坂離宮を彩った華麗なる宮廷家具」が行われていました。
現在の迎賓館となっている赤坂離宮は明治42年に東宮御所として建設されたもので、
そこにあった椅子などで明治村が所蔵している品が展示されていました。

窓辺の装飾

そこにかかっていたカーテン


←こんなに布地が厚いのです。
カーテンというより緞帳みたいなボリュームです。
余談ですが、赤坂離宮の一般公開が夏にあり現在申し込み受付中です。
締め切り5月25日だからもうすぐ。
詳しくはhttp://www8.cao.go.jp/geihinkan/sankan.html
宮中ではないけど西郷從道邸の内部も華麗な世界でしたよ。




写真を見ていただければシンメトリーにデザインされているのがわかりますよね。
そこが日本の伝統的なインテリアと西洋のインテリアの違いなのかなと思います。
だって日本の客間でどんなに上等の部屋であっても床の間が二つあるものはないもの。
そして私が明治村にきて最も感じたことは
昔の暮らしのシンプルさですが、
それについては、最近作ったばかりの「片づけ対話ブログ」にて
「明治の暮らしに思う整理収納」というタイトルで熱くつづっています。
↓ ↓ ↓ ↓
http://katazuketaiwa.i-ra.jp/e216369.html
片づけや収納の話題はそちらで書いていきますし、
また更新頻度もそちらの方が多くなる可能性がありますので
皆様そちらも御贔屓にお願いします。
まだこちらの住istの部屋の方がなじみがあるのかろくに
記事を書いてなくていないのにアクセスが多いですが・・
今回はインテリアのことについて。
ちょうど開村45周年記念特別展「赤坂離宮を彩った華麗なる宮廷家具」が行われていました。
現在の迎賓館となっている赤坂離宮は明治42年に東宮御所として建設されたもので、
そこにあった椅子などで明治村が所蔵している品が展示されていました。

窓辺の装飾

そこにかかっていたカーテン


←こんなに布地が厚いのです。
カーテンというより緞帳みたいなボリュームです。
余談ですが、赤坂離宮の一般公開が夏にあり現在申し込み受付中です。
締め切り5月25日だからもうすぐ。
詳しくはhttp://www8.cao.go.jp/geihinkan/sankan.html
宮中ではないけど西郷從道邸の内部も華麗な世界でしたよ。




写真を見ていただければシンメトリーにデザインされているのがわかりますよね。
そこが日本の伝統的なインテリアと西洋のインテリアの違いなのかなと思います。
だって日本の客間でどんなに上等の部屋であっても床の間が二つあるものはないもの。
そして私が明治村にきて最も感じたことは
昔の暮らしのシンプルさですが、
それについては、最近作ったばかりの「片づけ対話ブログ」にて
「明治の暮らしに思う整理収納」というタイトルで熱くつづっています。
↓ ↓ ↓ ↓
http://katazuketaiwa.i-ra.jp/e216369.html
片づけや収納の話題はそちらで書いていきますし、
また更新頻度もそちらの方が多くなる可能性がありますので
皆様そちらも御贔屓にお願いします。
まだこちらの住istの部屋の方がなじみがあるのかろくに
記事を書いてなくていないのにアクセスが多いですが・・
2010年05月19日 Posted by ふーみん at 21:20 │Comments(0) │日記・コラム・つぶやき
「明治村」満喫してきました
この週末は名古屋出張でした。
日曜日に講座があったのですが、友人のところに前泊し
土曜日は研修と称して前々から行ってみたかった明治村に行きました。
明治村のシンボル・帝国ホテル前の広場で、レンタルで借りた矢がすりの袴姿で記念撮影。
(袴やドレスなどの衣装を10分間500円で貸してくれます)


刑務所の中で独房に入る
囚人体験もできたので
やってきましたよ
(できる体験はなんでもやる派)
これらの写真を見ていただけば
どれだけ満喫してきたかはもう十分伝わりますよね。
ちなみに写真を撮影してくれた友人は
今年一月の京都桂離宮散策にも一緒に行っています。
その時も私はレンタルで着物で散策してました。
格好からなりきって楽しむのが好きな私。
友人に「あんたも好きだに~」と言われてしまいました。
※「だに」は名古屋弁
歴史好きで古い建物を見るのが好きな私にとって明治村はたまらない場所。
ディスにーランドよりもボルテージの上がるスポットです。
この一つ前の記事にも書いていますが
友人が昼でよければ名古屋駅まで車で迎えにきてくれると言ってくれたのですが
せっかくなら朝から行きたいと昼に明治村で落ち合う約束にして
私は開園と同時に入園できるように朝六時前に自宅を出発して
東海道線、新幹線、名鉄線、バスをのりついで一人現地へ。
下の写真は開園時の入り口の様子で40人ほどの人が集まっていたのですが
私はその中でも一番乗りでした。
9時半開園に間に合うように時刻を調べたら接続の関係で
開園40分前の到着となってしまったからです。
一緒にバスに乗っていた人たちは明治村のスタッフだったようで
みんな通用門から中に入って行き、最初は私ひとりしか待ってませんでした。

明治村は豊かな自然の中に建物が点在しています。
新緑がまぶしいいこの季節
天候にも恵まれ、最高の散策日和でした。

結婚式も3組も行われていました。

新緑が建物を引き立ててとても撮影しがいのあるスポットばかりでした。
建物は周辺に樹木の緑があってこそ映えるのです。
いくら建物がステキでも何も緑がないととても間抜けに見えてしまうもの。
なので家を建てられる時は、建物本体に全ての予算をかけずに
エクステリア(外構)にも予算をしっかり割り振ることお勧めします。
町中を歩いていると
もう少し緑が周囲にあったらもっとステキに見えるのに・・・と
残念な家が結構あります。
緑との建物の調和の美しいベストショットを紹介します。
聖ヨハネ教会堂

西郷從道邸
学習院長官舎

森鴎外・夏目漱石邸

三重県庁
そんなにたくさん緑がないのですが
松がシンボルツリーとしていい味だしています。
この松がなかったら寂しい味気のない感じに綯ってしまうと思います。

建物でないけど緑の中を走る蒸気機関車もステキ

ボランティアガイドさんたちが建物の説明をしてくれます。
いろんな裏話も聞けて面白かったです。


この日は明治村の建物担当職員によるセミナーがあり参加してきました。
遊ぶだけでなくてちゃんと勉強もしてきてるでしょ。
(一応研修の一環で行ったことになっています。私的には)

会場は昔の高校の建物、階段教室です。
明治村の建物の屋根の種類が今回のテーマでしたが
この職員の方、時々セミナーを受け持っているそうで
とても話慣れていて、話が分かりやすくおもしろい。
私のような建築関係者やそうでない人と
聞いている人はさまざまなのですが
それらの幅広い対象者向けに話すのは実は難しいこと。
自分が講師業をやっているのでこういう点でも
このセミナーは勉強になりましたし
建物保存や修復の苦労話を聞けてよかったです。
建物の外観だけでなく、細かな部分でのデザインも気になるモノが多くたくさん写真を撮りました。



これはほんの一部です。
こんなことしているから途中でカメラの電池はなくなるし
それよりも一日いても全部見きれませんでした。
後ろ髪ひかれる思いで帰ってきました。
残りを早く見に行けるように名古屋でまた仕事入らないかしら?
講演で全国を巡ってそれに便乗して
いろいろ観光、もとい、研修できるのってとてもいいです。
日曜日に講座があったのですが、友人のところに前泊し
土曜日は研修と称して前々から行ってみたかった明治村に行きました。
明治村のシンボル・帝国ホテル前の広場で、レンタルで借りた矢がすりの袴姿で記念撮影。
(袴やドレスなどの衣装を10分間500円で貸してくれます)


刑務所の中で独房に入る
囚人体験もできたので
やってきましたよ
(できる体験はなんでもやる派)
これらの写真を見ていただけば
どれだけ満喫してきたかはもう十分伝わりますよね。
ちなみに写真を撮影してくれた友人は
今年一月の京都桂離宮散策にも一緒に行っています。
その時も私はレンタルで着物で散策してました。
格好からなりきって楽しむのが好きな私。
友人に「あんたも好きだに~」と言われてしまいました。
※「だに」は名古屋弁
歴史好きで古い建物を見るのが好きな私にとって明治村はたまらない場所。
ディスにーランドよりもボルテージの上がるスポットです。
この一つ前の記事にも書いていますが
友人が昼でよければ名古屋駅まで車で迎えにきてくれると言ってくれたのですが
せっかくなら朝から行きたいと昼に明治村で落ち合う約束にして
私は開園と同時に入園できるように朝六時前に自宅を出発して
東海道線、新幹線、名鉄線、バスをのりついで一人現地へ。
下の写真は開園時の入り口の様子で40人ほどの人が集まっていたのですが
私はその中でも一番乗りでした。
9時半開園に間に合うように時刻を調べたら接続の関係で
開園40分前の到着となってしまったからです。
一緒にバスに乗っていた人たちは明治村のスタッフだったようで
みんな通用門から中に入って行き、最初は私ひとりしか待ってませんでした。

明治村は豊かな自然の中に建物が点在しています。
新緑がまぶしいいこの季節
天候にも恵まれ、最高の散策日和でした。

結婚式も3組も行われていました。

新緑が建物を引き立ててとても撮影しがいのあるスポットばかりでした。
建物は周辺に樹木の緑があってこそ映えるのです。
いくら建物がステキでも何も緑がないととても間抜けに見えてしまうもの。
なので家を建てられる時は、建物本体に全ての予算をかけずに
エクステリア(外構)にも予算をしっかり割り振ることお勧めします。
町中を歩いていると
もう少し緑が周囲にあったらもっとステキに見えるのに・・・と
残念な家が結構あります。
緑との建物の調和の美しいベストショットを紹介します。
聖ヨハネ教会堂

学習院長官舎

森鴎外・夏目漱石邸

三重県庁
そんなにたくさん緑がないのですが
松がシンボルツリーとしていい味だしています。
この松がなかったら寂しい味気のない感じに綯ってしまうと思います。

建物でないけど緑の中を走る蒸気機関車もステキ

ボランティアガイドさんたちが建物の説明をしてくれます。
いろんな裏話も聞けて面白かったです。


この日は明治村の建物担当職員によるセミナーがあり参加してきました。
遊ぶだけでなくてちゃんと勉強もしてきてるでしょ。
(一応研修の一環で行ったことになっています。私的には)


明治村の建物の屋根の種類が今回のテーマでしたが
この職員の方、時々セミナーを受け持っているそうで
とても話慣れていて、話が分かりやすくおもしろい。
私のような建築関係者やそうでない人と
聞いている人はさまざまなのですが
それらの幅広い対象者向けに話すのは実は難しいこと。
自分が講師業をやっているのでこういう点でも
このセミナーは勉強になりましたし
建物保存や修復の苦労話を聞けてよかったです。
建物の外観だけでなく、細かな部分でのデザインも気になるモノが多くたくさん写真を撮りました。



これはほんの一部です。
こんなことしているから途中でカメラの電池はなくなるし
それよりも一日いても全部見きれませんでした。
後ろ髪ひかれる思いで帰ってきました。
残りを早く見に行けるように名古屋でまた仕事入らないかしら?
講演で全国を巡ってそれに便乗して
いろいろ観光、もとい、研修できるのってとてもいいです。
2010年05月17日 Posted by ふーみん at 22:59 │Comments(2) │建物探訪
張り切ってます

愛知県犬山の明治村前で開園をまっているところです。
明日名古屋で講座があり、友人ところに前泊するのですが
せっかくだから前々から行ってみたかった明治村にいくことにしました。
歴史好き、古い建物を見るのが私にとってここはたまらないスポット(今回が初明治村)。
11時ごろでよければ名古屋駅まで迎えにいって車で連れていってあげると
いう友人のありがたい申し出があったのですが、
せっかく行くなら一日まるまる見学できるように開園と同時に入りたいと
(明治村かなり広いからじっくりみたら一日でも見きれないだろうし)
友人とは昼に明治村で落ち合う約束にしました。
9時半の開園前につくために最寄りのJR東海道線の東田子の浦駅を
5:50の電車で出発して静岡にいき、そこから新幹線で名古屋へ。
さらに名鉄、バスと乗り継いでやってきました。
乗り継ぎの関係で開園30分以上前には到着してしまい
今、正門前のベンチでブログ更新中。
仕事ととなるとなかなか重い腰があがらないのに
こういうことなると行動が素早い私。
(あっ一応本日は遊びではありませんよ。私の中では今日は研修という扱いです。
個人事業主なので遊びと研修の境目がかなり・・・・ですが)
今日は一日じっくりいろんな建物を見て歩きますよ。
2010年05月15日 Posted by ふーみん at 09:19 │Comments(2) │日記・コラム・つぶやき
片づけの特効薬を今月より定期開催
先月より仲間の整理収納アドバイザー笠井と片づけ対話というユニットを組んで活動しています。
そちらのHPブログもあるので、最近こちらのブログの更新が滞ってますが
今後は基本的に片づけの話題はそちらで書いていき
こちらはインテリアの話題とかどちらかというと私の趣味的なブログになりそうです。

片づけ対話HP&ブログ
http://katazuke-taiwa.com
さて今日はその片づけ対話で今月から片づけ特効薬と私が考えている
取り組みを定期開催することになりましのでそのお知らせです。
その名も片づけ対話サロン
片づけの悩みを抱える者同士が集まって
お茶をしながら気楽におしゃべりを楽しむサークル活動です。
なかなか腰が上がらない、またやる気が継続できない
そんな片づけの特効薬は同じ悩みを抱え、一緒にがんばる仲間なのです。
私たちが今まで開催していたセミナーの中でも参加者アンケートで
一番好評だったのは実は最後に設けている参加者同士の雑談タイムでした。
自分と同じような仲間の話に「そうそううちも・・」と盛り上がったり
そのうちの誰かが「先日思い切ってモノを捨てたらとても家がスッキリした」なんて
話すのに刺激を受けたりと、みなさん得るものがたくさんある上
何より初対面同士であってもそれで話が毎回盛り上がってしまい
私たちは終了時刻に終わりにするのが苦労しているほどです。
またセミナー参加者から通っている間やその直後はやる気が継続できるのだけど
そのあとは続かなないから、細く長く継続して刺激を受けられる場が欲しいとの
声もあったので、この5月からサークル活動として「片づけ対話サロン」を
スターとさせることになりました。
5月の日程は以下の通りです。
場所は富士市市民活動センターコミュニティーf (旧ヤオハンビル2階)
コミュニティーfのサイトはこちら
三つの時間帯を用意しました。お好きな時間帯にご参加いただけます。
定員はいずれも12名。
参加費は一回1000円(資料代、お茶お菓子代)
参加を希望される方は前日までにお申し込みください。
電話0545-33-4001
メールからの申し込みはこちら
なお各部とも定員に達し次第締め切らせていただきます。
★5月19日(水)10:30~12:00
★5月25日(火)13:30~15:00
★5月25日(火)19:00~20:20
※片づけ対話のコミュニケーション・クリアリストの後藤・笠井による
ミニレクチャーもありますが、私たちはあくまでも司会進行役で
集まった人同士が情報交換するのがメーンとなるので
その点は私たちがお教えうることが主となるセミナーや講演会とは異なります。
※これから毎月開催していきますが
時間や場所はその都度かわります。
サロンメンバーとして登録いただけば次回のお知らせや
私どものセミナーなどのお知らせをお送りさせていただきます。
年会費は1200円
※今は平日の午前、午後、夜の時間帯しかありませんが
ご要望が多ければ休日の枠も設けます。
また今は私たちの地元富士市での開催ですが
その他の地域で10人以上のグループを作っていただけば対応も検討します。
ご要望などお気軽にお寄せください。
そちらのHPブログもあるので、最近こちらのブログの更新が滞ってますが
今後は基本的に片づけの話題はそちらで書いていき
こちらはインテリアの話題とかどちらかというと私の趣味的なブログになりそうです。

片づけ対話HP&ブログ
http://katazuke-taiwa.com
さて今日はその片づけ対話で今月から片づけ特効薬と私が考えている
取り組みを定期開催することになりましのでそのお知らせです。
その名も片づけ対話サロン
片づけの悩みを抱える者同士が集まって
お茶をしながら気楽におしゃべりを楽しむサークル活動です。
なかなか腰が上がらない、またやる気が継続できない
そんな片づけの特効薬は同じ悩みを抱え、一緒にがんばる仲間なのです。
私たちが今まで開催していたセミナーの中でも参加者アンケートで
一番好評だったのは実は最後に設けている参加者同士の雑談タイムでした。
自分と同じような仲間の話に「そうそううちも・・」と盛り上がったり
そのうちの誰かが「先日思い切ってモノを捨てたらとても家がスッキリした」なんて
話すのに刺激を受けたりと、みなさん得るものがたくさんある上
何より初対面同士であってもそれで話が毎回盛り上がってしまい
私たちは終了時刻に終わりにするのが苦労しているほどです。
またセミナー参加者から通っている間やその直後はやる気が継続できるのだけど
そのあとは続かなないから、細く長く継続して刺激を受けられる場が欲しいとの
声もあったので、この5月からサークル活動として「片づけ対話サロン」を
スターとさせることになりました。
5月の日程は以下の通りです。
場所は富士市市民活動センターコミュニティーf (旧ヤオハンビル2階)
コミュニティーfのサイトはこちら
三つの時間帯を用意しました。お好きな時間帯にご参加いただけます。
定員はいずれも12名。
参加費は一回1000円(資料代、お茶お菓子代)
参加を希望される方は前日までにお申し込みください。
電話0545-33-4001
メールからの申し込みはこちら
なお各部とも定員に達し次第締め切らせていただきます。
★5月19日(水)10:30~12:00
★5月25日(火)13:30~15:00
★5月25日(火)19:00~20:20
※片づけ対話のコミュニケーション・クリアリストの後藤・笠井による
ミニレクチャーもありますが、私たちはあくまでも司会進行役で
集まった人同士が情報交換するのがメーンとなるので
その点は私たちがお教えうることが主となるセミナーや講演会とは異なります。
※これから毎月開催していきますが
時間や場所はその都度かわります。
サロンメンバーとして登録いただけば次回のお知らせや
私どものセミナーなどのお知らせをお送りさせていただきます。
年会費は1200円
※今は平日の午前、午後、夜の時間帯しかありませんが
ご要望が多ければ休日の枠も設けます。
また今は私たちの地元富士市での開催ですが
その他の地域で10人以上のグループを作っていただけば対応も検討します。
ご要望などお気軽にお寄せください。
2010年05月13日 Posted by ふーみん at 18:04 │Comments(0) │収納
遺伝子レベルでの約束(?)

昨日(5月4日)の静岡新聞朝刊、18面伊豆東部版に
私と仲間の整理収納アドバイザー笠井とのユニット
「片づけ対話」の紹介記事が出ていました。
3日に取材を受けたのに、もう翌日には掲載。
昔シャドウランプのコラボ企画で工房ikeさんやタミーさんとともに
紹介してもらったときは2週間ぐらいかかったような・・・
懐かしいその時の記事はこちら
そんなことからまさかこんなに早く載るとは思っておらず
昨日の朝は新聞チェックをしないまま出かけて帰ってきてからビックリ!
昨日あったいろんな人に「昨日(3日)取材されたからそのうち静岡新聞出ると思うよ」
なんて話していたのですが、まさかその時もう出てたとはねぇ・・・。
さて、昨日出かけた先は地元富士市の文化会館ロゼシアター。
「4分の1の奇跡」という映画の自主上映会でした。
養護学校教諭が子供たちのふれあいの中で感じた命の尊さ
いろんな巡り会わせの不思議を語るドキュメンタリー。
障がいというレベルまでいかなくても、人間誰でも弱点があったり
また反対に強みもあり、顔が一人ひとり異なるように身体や内面も
誰一人ひとり同じ人はいない特別な存在。
そのあるがままの自分で生きていくことの大切さを語られていました。
でも単なる心温まる映画でなくて、先進医療科学の大家や古代マヤ文明の研究家までが登場して
障がいや病気も含めて人類が生きていくうえで必要なものであることをそれぞれの専門分野の
見地から語っていた非常に学術的な興味深い話でもありました。
そして不思議といえば私がこの上映会に足を運ぶようになったいきさつから
始まって、昨日は本当にいろんな偶然が起こった日でした。
ここのところ忙しくて不義理をしてしまっていた知人の一人にメールをしたら
自分がスタッフとして関わっている上映会があるからよければと誘われたのですが
その人以外にも不義理をしていて連絡とらないと~と思っていた人や
久しぶりに会いたいな~と思っていた人がみんなこの上映会に来ていて
(お互い約束しあっていたわけでなないのです)
みんな昨日会えてしまったのです。
このレベルは映画の中で語られていた不思議に比べればごくごく小さいことですが・・・
そしてもう一つ不思議といえば今回ユニットを一緒に組むことになった笠井。
彼女とは同じ富士市生まれの富士市育ちで、年も一つしか違わないのに
一年前に出会うまで知らない者同士だったのですが、
いろいろ話をしていくうちに、お互いの母親が同じ東京の専門学校の卒業生で
しかもこちらも一学年違いだったことがつい最近判明。
それを昨日一緒にランチやお茶した知人たちに話したら
「もうこれは遺伝子レベルの約束で
生まれる前からユニット組む運命だったんだよ」と言われました。
事の真相はわかりませんが(それは神のみぞ知る)
とりあえずこのユニット活動にまい進していきたいと思っております。