江戸時代の収納術

今日は整理収納アドバイザー仲間と蒲原の御殿山で花見。
各自が一品持ちよりで素敵なランチタイムを過ごしました。
その様子はもう一つのブログ アレンジごはん で紹介してます。

その後は山のふもとの旧蒲原宿の街並みを散策して
公開されている歴史的建築物の五十嵐医院と志田邸(写真↓)を見学。
江戸時代の収納術
五十嵐医院のことは以前紹介したので(→http://roomstyling.i-ra.jp/e94058.html
志田邸について紹介すると昔は醤油屋を営んでいた商家で、
ここには珍しい蔀戸(しとみど)が残っています。
蔀って枕草子に出てきませんでしたか?
清少納言が蔀を開けてホニニャララ、ホニャララと書いていたような気がします。
引き戸が普及する前はみんなこの蔀だったそうです。

昼間は格子戸にしておいて夜になると蔀を下げて戸じまり。
朝になるとそれを上に折りたたんでおく、まさに収納しておくそうです。
江戸時代の収納術

鴨井の上にチョコンと乗っていた家紋のついた箱。
ただの飾りかと思ったら違いました。
江戸時代の収納術
これ提灯が折りたたんで入れてあるそうです。
広げると大きくなる提灯も畳んでしまえば薄くなり、
敷居の上にちょっと板を渡すぐらいで収納できるのです。

折りたたむのは日本の優れた収納文化ですね。

さて、話は変わり、私たちアドバイザー仲間Hさんのご主人で
私がよく家具製作をお願いする工房ikeさん。
イーラブロガーの中で超有名人ですね。
志田邸はikeさんのお得意様だそうで、
修繕をしたり家具類をよく作っているそうです。
よーく見てみたら発見しちゃいました。
江戸時代の収納術
謙虚に、でもしっかりと存在をPRしてました。
やるねーikeさん



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2009年04月09日 Posted byふーみん at 22:31 │Comments(4)収納

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蒲原の旅、一閑張を見た後は志田邸へ。志田邸は江戸時代の商家、みそ・醤油の醸造を営んでいた商家の建物で、蔀戸があり、美しい格子の家なのです。・・・・・ここでちょっと学習・・...
ikeさん大活躍!【yamaneco的、日々の暮らし】at 2009年04月11日 18:42
この記事へのコメント
盛り沢山な一日でしたね♪

旧蒲原宿、風情があっていいですよね^^
昔むかしの収納の知恵 目から鱗な驚きが楽しいです。
Posted by sweetooth at 2009年04月11日 12:01
sweetoothさんへ

sweetoothさんも蒲原宿お好きみたいですね。
以前ホストファミリーの方を案内している記事拝見しました。
あそこは本当にいい場所です。
今度一緒にいきましょう。
Posted by ふーみんふーみん at 2009年04月11日 15:39
CMありがとうございます。

志田邸では時々展示会等をやっています。

旧東海道歩いた?
Posted by 工房ike at 2009年04月12日 08:30
工房ikeさんへ

あちらこちらに作品ありましたね。
旧東海道はまだ歩いてません。
蒲原、由比、興津、江尻、府中、丸子の東海道6宿と
その間にある薩た峠、宇津ノ谷峠で
道のエコミュージアム東海道2峠6宿「駿河歩人(するがあいんど)」
という企画があるようです。
志田邸でチラシ見ました。
蒲原以外にも情緒が残る街並みや建物があるので
コツコツまわってみたいと思っています。
Posted by ふーみんふーみん at 2009年04月12日 10:06
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